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同点で敗北……アストンマーチン代表、アルファロメオの妨害作戦は「限界ギリギリだった」

アストンマーチンのマイク・クラック代表は、F1アブダビGPの決勝で、アルファロメオのドライバーたちの動きは限界に近かったと苦言を呈した。

Lance Stroll, Aston Martin AMR22, Valtteri Bottas, Alfa Romeo F1 Team

写真:: Alfa Romeo

 アストンマーチンとアルファロメオは、コンストラクターズランキング6位をF1最終戦アブダビGPで争ったが、結果は同点。上位入賞回数の差で、アルファロメオに軍配が上がった。

 まさにわずかな差がランキングの順位ひとつ、賞金で言えば1000~1200万ドル(約14億~17億円)ほどの違いを生んだ形だ。

 アルファロメオは周冠宇とバルテリ・ボッタスはともに予選でアストンマーチン勢を下回る結果となったため、チームは結果を犠牲にしてでもアストンマーチンを妨害する戦略を採った。ボッタスがハードタイヤで引っ張り、蓋をする役割を担い、周も後方から追いついてきたセバスチャン・ベッテルを激しくディフェンスしたのだ。

 結果としてボッタスと周はポイントを獲得できなかったものの、アストンマーチンはランス・ストロールが8位、ベッテルが10位止まり。アルファロメオが辛くもランキング6位を確保した。

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 あと一歩及ばなかったアストンマーチン。悔しさを感じているかと聞かれたチーム代表のマイク・クラックは、それを否定した。

「今回のことは悔やむべきではないと思う」と、彼は語った。

「シーズン全体としては、素晴らしい終わり方だったと思うし、逆にバランスが取れていたのかもしれない。だから今、イライラするのは適切ではないだろう」

「私から見て、彼ら(アルファロメオ)は完全に我々に集中していた。いくつかの動きはボーダーライン上にあったと思うが、そういうことが起こりうるということは予想していた。だから前もって、彼らをパスするときは保守的であるべきだとわかっていた。そして、2人のドライバーはかなりうまく対処していたと思う」

 ベッテルは1ストップ作戦で、グリッドポジションより1つ低い順位でフィニッシュした。レース中、彼はレース展開に満足していないことを明らかにしていた。クラックはこの戦略について、アルファロメオ勢の動きに影響されたものではないと話した。

「いや、今回はアルファのことを考えて決めたわけではないんだ。レース前の段階で、1ストップと2ストップは紙一重だったし、レース後も1ストップの人、2ストップの人は分かれていた。リカルド(9位になったマクラーレンのダニエル・リカルド)も1ストップだった」

「結局のところ、我々はチャンスを最大化しようとしていた。そして、アルファロメオのことは見ていなかった。 そして、セバスチャンがそこで少しフラストレーションを感じていたことは理解している。違う戦略のチームメイトが迫ってきたのを目の当たりにしていたからね」

 クラックは、ベッテルが第1スティントでタイヤをうまく使ったことが、1ストップ戦略を選ぶ一因になったと語った。

「おそらくそれが一因だ。もし彼がもう少しハードに走っていたら、おそらく3周か4周は早くストップしていただろうからね」

「これは現在も議論していることだが、最速のレースをするために最適なストップラップをあらかじめ決めておくのだ」

「前にいるマシンと比べて何かをするのは難しいから、自分が最も速くレースを走ることを目指すんだ。今思えば、もっと早くストップして、2ストップ戦略にした方が良かったかもしれない」

 チームはレース終盤、ベッテルがリカルドをパスして貴重な1ポイントを獲得することを期待していたという。

「それが、レース序盤をより長く走りたかった理由のひとつでもある」とクラックは話した。

「他の人と違う戦略で走れば、レース終盤のオーバーテイクに必要なタイヤの違いが大きくなるんだ」

「それがいつも問題になるんだ。計画通りにことが進んでも、ここで1秒、あそこで2秒と遅れてしまえば、その結果前に出られなくなってしまう」

「その点から言えば、彼は最終的にランスからそれほど離されてはいなかったと思うが、おそらく2ストップが我々にとってはより良い作戦だったんだ」

 
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