F1
アストンマーチンF1、打倒アルファロメオに慎重な姿勢も、自信アリ「我々はここ12戦中10戦で入賞した。良い進歩を遂げている」
アストンマーチンF1の代表であるマイク・クラックは、シンガポールと日本の2戦でアルファロメオとのポイント差を大きく縮めることになったものの、今後の見通しについては現実的でなければならないと考えている。
Adam Cooper Jamie Klein
編集: 2022/10/17 3:02
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アストンマーチンはシンガポールGPと日本GPで立て続けに好成績を挙げ、コンストラクターズランキングでの順位を上げ、さらに上位チームとの差も縮めた。しかしチーム代表のマイク・クラックは、まだ4戦残っているため、現実的な視点に従って戦うことが重要だと語る。
シンガポールGPではランス・ストロールが6位、セバスチャン・ベッテルが8位に入り、大量12ポイントを獲得したアストンマーチン。この成績により、それまで9番手だったコンストラクターズランキングを7番手まで押し上げるのに成功した。また続く日本GPでは、戦略も功を奏してベッテルが6位に入賞。ランキング6番手につけるアルファロメオとの差を7ポイントにまで縮めた。
クラック代表はこの2戦の結果がチーム全体の自信を引き上げるのに役立ったと認めたが、全ての部分で戦い続ける必要があると兜の緒を締め直した。
「自信が全てではない。速いクルマも必要だ」
クラック代表はmotorsport.comに対してそう語った。
「自信があるだけでは、何の役にも立たないからね」
「我々は自分たちのマシンが、どのポジションにいるのかを理解している。この1年でいくらか進歩を遂げることができた。でも、通常のレースでは6位でフィニッシュするのは難しいだろう」
「我々は現実的である必要がある。残りはまだ4戦もあるんだ。続けてポイントを獲得できれば、まだポジションを上げられる可能性がある」
「しかし、状況が急速に変化する可能性もある。ライバルチームのひとつが大きなポイントを獲得するようなことがあれば、ポジションを失う可能性だってある」
「残り4レース。これはまだ長いんだ。だから、戦い続ける必要がある。確かに過去12戦中10戦でポイントを手にした。良い進歩を遂げているのはわかるだろうけどね」
なお日本GPでベッテルは、スタート直後にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)と接触したことでスピンし、最後尾付近まで後退することになった。その後赤旗中断を経た後のレース再開時、セーフティカーがピットに戻るのと同じタイミングでピットインし、いち早くインターミディエイトタイヤに履き替えた。
これと同じ戦略を採ったのはウイリアムズのラティフィのみ。これが功を奏し、ベッテルはアロンソを抑えて6位でのフィニッシュとなった。
「我々はそれについて話し合った。話し合う時間があったんだ。どうレースにアプローチするかということをね」
クラック代表はそう戦略について説明する。
「我々は全体としてそれを決断した。しかし、最終的にはドライバーが決めなければいけなかったんだ。全てのコースコンディションを、事前に確認できるわけではなかったからね」
「そういう観点で、彼は最後の決断を下した。そして我々も準備ができていた。これが鍵だったと思うが、ピットストップでラティフィを抜くことができたのも重要だった。それが叶わなければ、フェルナンドの前でフィニッシュすることはできなかっただろう」
今季残りの4レースは、アストンマーチンが好パフォーマンスを発揮してきたコースとは特性が大きく異なる。しかしクラック代表は、引き続き希望を抱いていると語る。
「今後のレースが行なわれるコースは、キャラクターという面では、いずれもよく似ている。でもバクーやシンガポール、モナコのようなコースではない。だから、より難しいレースになるだろう」
「サンパウロでは雨が降るかもしれないし、スプリントもある。だから我々は、まだチャンスがあると思っている」
「我々が本当に苦手とするコースは、今のところない。さて、どうなるだろうね」
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