ベッテル、ひったくり強盗に遭うもスクーターで追跡。 iPhoneの”探す”機能で盗まれたバッグの行方を探索

　アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルが、 バルセロナでひったくり被害に遭っていたことが明らかとなった。 

　スペイン・カタルーニャの大手日刊紙『エル・ペリオディコ』によると、ベッテルは F1スペインGP決勝翌日の5月23日（月）に、バルセロナのホテルの外で、クルマの窓越しに持っていたバッグを盗られたという。 

　しかしベッテルは自身のスクーターにまたがり、Apple製デバイス間で使用可能な「探す」機能でバッグに入っていたAirPodsを頼りに、盗まれたバッグの行方を探索。

　iPhone上の地図に示された地点までベッテルはスクーターで向かい、AirPodsは発見できたものの、バッグとその他の私物は見当たらず。どうやら、窃盗犯が追跡を困難にするため、AirPodsだけを捨てた可能性が高いとみられている。 

Sebastian Vettel, Aston Martin, gets a ride back to the pits

Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images

　アストンマーチンの広報担当者は月曜日の午後、motorsport.comに対してベッテルが盗難被害に遭ったと認めた。 

「セバスチャン・ベッテルが持っていたバッグが今朝、バルセロナで盗まれた」 

「彼はiPhoneを使ってバッグの中に入っていたイヤホンを追跡し発見を試みたが、イヤホンの位置を確認したところ捨てられていることが分かった。そのため盗まれたバッグの位置を特定することはできなかった」 

　ベッテルはこの件を地元当局に連絡し、当局は捜査を開始した。