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中団争いから一歩前へ、アストンマーチン「見えるパーツは全てアップデート済み」……夏休み後は来季マシン開発に注力

新レギュレーションが導入される来季へ向けた動きを各チームが加速させる中、アストンマーチンは今季のマシンの競争力を向上させるべく、目に見えるパーツをほぼ全て変更していたことを明らかにした。

Sebastian Vettel, Aston Martin AMR21

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アストンマーチンは、今季のマシン「AMR21」のパフォーマンスを向上させるべく、目に見えるパーツをほぼ全て変更していたことを明らかにした。

 今季から、レーシングポイントから装いを新たに参戦しているアストンマーチンは、シーズン序盤から苦戦が続いた。その大きな理由は、今シーズンのレギュレーション変更によって、従来よりもフロア面からダウンフォースを得ることが難しくなったことにある。レギュレーション変更により、ハイレーキコンセプトのマシンが優勢となり、ローレーキコンセプトを採るメルセデスやアストンマーチンは少なからぬ影響を受けたのだ。

 しかし、群雄割拠の中団グループ内でのバトルを経て、積極的にマシン開発に注力したアストンマーチンは、徐々にペースを高めていった。今季チームへ加入したセバスチャン・ベッテルはアゼルバイジャンGPで2位表彰台を獲得し、結果としてレース後に失格処分となったものの前半戦最後のハンガリーGPでも2番手フィニッシュを遂げている。

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 マシンセットアップを主に行なうパフォーマンス・ディレクターのトム・マッカローは、チームの頑張りを讃えて、どれほどマシンが改良されたかを説明した。

「開発というのは、これまでも、そしてこれからも反復的かつ終わりのないプロセスだ」と彼は語る。

「その結果、バーレーン(開幕戦)とシルバーストーン(第10戦)とでは、我々のマシンには改良が施されていない部分はほとんど見当たらない」

「言い換えれば、風を浴びるマシンパーツは全て、ここ4ヵ月の何かしらのタイミングでアップデートされているだろう」

「まだ改良中だ。我々のマシンがまだ最速でないことは理解しているが、シーズン序盤に比べてパフォーマンスの面では主だったライバル勢に拮抗している。慎重かつ管理された空力改善プログラムの成果であり、試行錯誤を余儀なくされたが、実際に結果を出すことができた」

 ここまで現行マシンに対して新パーツを導入してきたアストンマーチンだが、これ以上の開発継続は不可能と考えている。

 大幅なレギュレーション改訂が来年に迫っていることもあり、マッカローは主な開発リソースを来季マシンへとシフトさせなければならないと語った。

「シャシー側で素晴らしい仕事をしてくれている。それに関わっている同僚に敬意を表しなければならない」と彼は言う。

「だがほぼ全てのF1チームと同様に、夏のファクトリー閉鎖解除後は人員と資源を2022年マシンの競争力を可能な限り高めるというタスクに割くことになる」

ベッテルの躍進

Sebastian Vettel, Aston Martin, 2nd position, with his trophy

Sebastian Vettel, Aston Martin, 2nd position, with his trophy

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

 またマッカローは、新加入ということも相まってシーズン序盤から苦戦したベッテルの“勤勉さ”を高く評価している。

「我々の“新人”セバスチャンは、慣れないマシン操作やフィーリング、信頼性に欠けたバーレーンでのシーズン前テストによって不利な状況にあった」と彼は語る。

「しかし、ファクトリーのシミュレーター作業やサーキットでも彼は最初からとても勤勉で、レース分析を行い、その次のレースに向けて最善の準備をしてくれている」

 
 

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