レーシングポイント改めアストンマーチン、来季のカラーリングはグリーン&ピンクに?
アストンマーチンは、2021年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングに同社の象徴でもあるブリティッシュグリーンを取り入れる予定だが、レーシングポイントで採用されていたピンク色も受け継がれるようだ。
Aston Martin logo
Alexander Trienitz
レーシングポイントは、チームオーナーであるローレンス・ストロールが今年初めにアストンマーチンの株主となったことをきっかけに、来季から『アストンマーチン』にチーム名を新たにして戦うこととなった。
この変革に向け、チームは4度のF1王者であるセバスチャン・ベッテルと複数年契約を締結。さらに従業員を20%増員し、新ファクトリーの建設計画を推進するなど、着々と準備を進めている。
アストンマーチンは伝統的に、イギリスのナショナルカラーである深い緑色、いわゆる“ブリティッシュグリーン”をマシンカラーに採用し、レース活動を行なってきた。それは彼らが1959年、1960年にF1へと参戦していた時も同じだった。
その一方で、彼らはWEC(世界耐久選手権)のGTEクラスにも参戦しているが、2018年からはワークスチームのマシンカラーリングを蛍光グリーンに近い明るい色合いへと変更している。先日行なわれたル・マン24時間レースのGTE-Proクラスで優勝したアストンマーチンのマシンも、この色に塗られていた。
しかしながら、ローレンス・ストロールがロシアGPに先立って行なわれた記者会見で語ったところによると、来季のアストンマーチンF1のカラーリングは、伝統的なブリティッシュグリーンになるという。
「ブリティッシュレーシンググリーンになると思っている」と語るストロールは、デザインが“とてもクールなもの”になるだろうと付け加えた。
ただmotorsport.comの調べによると、来季のブリティッシュグリーンを基調とした初期のデザインコンセプトはレーシングポイントの首脳陣によって既に却下され、再検討となっているようだ。
したがって、来季のマシンカラーリングに関しては、2017年からレーシングポイントのメインカラーとなっているピンク色も残される形となるようだ。このピンクは、同チームのタイトルスポンサーを務めるBWTのイメージカラー。初期のデザインコンセプトは、このピンクの割合が十分でなかったために却下されたものと考えられている。
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