F1

ポーパシングにさようなら? アルファタウリ、規則変更とマシンの進化で「再発のリスクはかなり減ったはず」

アルファタウリのテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、昨年大きな問題だったポーパシングが再発するリスクは低いと考えているようだ。

公開日時: 2023/02/12 3:06

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Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04

 アルファタウリは、2023年シーズンを戦う新車AT04のカラーリングを発表した。チームとしては、このマシンが昨年抱えていた弱点に対処することができたと考えている。

 昨年のアルファタウリはダウンフォース不足だけではなく、アンダーステアやポーパシングにも苦しめられた。AT04は、こうした分野で改善を遂げているという。

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 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、かなり早い段階からAT04の開発が進められていたと明かした。

「AT04のレイアウトとシャシーの開発は2022年のかなり早い時期から始まり、風洞実験は7月頃から始まった」

「最初のコンセプトには、それ以前から我々のフューチャーカー・グループで取り組んできていたんだ」

 F1はフロアのエッジを15mm持ち上げるなどのレギュレーション変更によって、ポーパシングに対処しようとしている。この影響について、エギントンも期待を寄せている。

「今回の変更で、どう考えてもポーパシングが起きる可能性は減ると思うんだ。昨年、FIAはマシンの振動を測定する指標を導入したが、チームもこの特性への対処にとても注力していた。レギュレーション変更と昨年までに学んだことの組み合わせで、今年の問題はかなり軽減されると期待している」

「レギュレーションでフロアエッジの高さが引き上げられたことで、各チームは空力パフォーマンスを失ったことになる。しかし、これは開発プロセスでリカバーされるだろう。根本的には、この変更によってクルマのポーパシングに対する感度が下がるはずだから、(空力開発でダウンフォースが増え)負荷が回復しても、ポーパシングが大きな問題になるような状況に後戻りするリスクは少なくなると考えている」

 2022年のマシンであるAT03は、アンダーステアに苦しんでいるシーンも多く見られた。タイヤサプライヤーであるピレリは今季、フロントタイヤのグリップを高めるように構造を変更しているが、エギントンはこの点についてもいい読みができていると話す。

「2022年のタイヤを機能させるために何が必要だったのかというのは我々の宿題だったが、かなり早い段階でタイヤを理解することができたと思う」

「マシンの空力性能を向上させるという我々の目的は、当然タイヤについても良いものであり、AT04への期待はまた一歩前進した。他のすべてのチームと一緒に、アブダビで様々なタイヤをテストし、最終的な解決策を導き出した。いい読みができたと思う」

「それも開発プロセスの一部ではあるが、クルマとタイヤを理解するためのステップを踏んだことで、2023年に向けていいポジションにつけていると感じている」

 

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