F1開幕戦バーレーンGP、条件付きの観客動員。コロナから回復か、ワクチン接種で観戦可能に
F1の2021年シーズン開幕戦であるバーレーンGPは、新型コロナウイルスのワクチン接種済みだったり、コロナから回復した人など、条件を満たした観客の観戦が可能となるようだ。
Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16, Sergio Perez, Racing Point RP20, and Alex Albon, Red Bull Racing RB16
Mark Sutton / Motorsport Images
昨年11月に医療従事者のみを招いて行なわれたF1バーレーンGP。今年はシーズンの開幕戦として3月26日~28日に開催される予定だが、条件を満たした観客をグランドスタンドに迎えることが可能になるようだ。
バーレーン・インターナショナル・サーキットは、3月4日にバーレーンGPのチケットを販売すると発表。しかし入場できるのは、新型コロナウイルスから回復したか、ワクチン接種を完了したファンに限られるという。
チケットの購入資格は、バーレーン当局が立ち上げた新型コロナウイルス用の追跡アプリ『BeAware』を使って管理される。ワクチン接種に関しては、2回目の接種から少なくとも2週間以上が経過している必要があり、コロナから回復した者に関しては感染日から2週間が経過している必要があるという。
ファンには常にマスク着用が義務付けられ、サーキットへの入場時には健康チェックも行なわれる。また、ソーシャルディスタンスを保つための措置も実施される。これらの制限もあり、パドッククラブのホスピタリティや企業のためのラウンジは使用できない。
サーキットのCEOであるシャイク・サルマン・ビン・イサ・アル・ハリファは、「本日チケット販売を開始することができ、ファンにF1のスペクタクルを目撃する機会を再び提供できることを嬉しく思っている」と語った。
「昨年11月と12月には、医療に従事するヒーローたちを観客として迎えることができたが、今回はより多くのファンの方々に向けてサーキットが開かれる。名誉あるシーズン開幕戦のチケットを販売できるようになったことを嬉しく思う」
「バーレーン政府による、毎年F1を成功させるための調整とサポートに感謝している。特にコロナウイルス国家対策タスクフォースと、バーレーン保健省の計画と指導には感謝している。おかげでファンに安全な体験を提供することができる」
F1グランプリプロモーターのクロエ・ターゲット-アダムスは先日、2021年の”ほとんど”のレース、特にシーズン終盤のレースで観客動員が可能になることを期待していると語った。
バーレーン政府は、プレシーズンテストおよびバーレーンGPで働く予定のスタッフに、3週間で2度の予防接種を提供することを提案している。これにはテスト及びGPのために入国するF1関係者も該当するが、F1の広報担当者によると、F1自体は「既に英国の医療システムを通してワクチンの展開が確立されているので、渡航グループとしてワクチンを接種する計画はない」としており、多くのチームがバーレーンの申し出に応じない可能性があるという。
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