F1 モナコGP

フェラーリ代表、パワーユニットの信頼性問題で懸念認める「F1タイトル争いで重要な要素になる」

フェラーリのマッティア・ビノット代表は、前戦でトラブルが発生したパワーユニットの信頼性がチームにとっての懸念材料だと認めている。

Adam Cooper

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公開日時: 2022/06/02 10:40

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Carlos Sainz, Ferrari F1-75

 フェラーリでチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、パワーユニット(PU)の信頼性がチームの懸念材料だと認めた。 

 第6戦スペインGPでは、首位走行中のシャルル・ルクレール(フェラーリ)のPUにトラブルが発生しリタイア。勝利を逃すこととなった原因はMGU-Hとターボチャージャーの問題だったとレース後に判明し、モナコGPに向け対策を講じた。 

 しかしそのモナコGPのフリー走行1回目では、フェラーリ製PUを搭載するハースのミック・シューマッハーとアルファロメオのバルテリ・ボッタスにMGU-Kとギヤボックスのトラブルが発生し、その交換により貴重な走行機会を失った。決勝レースでは、ハースのケビン・マグヌッセンがPUトラブルによりリタイアを喫した。

 なお、ボッタスにはスペインGPのフリー走行でもPUトラブルが発生しており、規定数以上のPUコンポーネント投入によるグリッド降格ペナルティにリーチがかかっている状況だ。 

 ビノット代表は、フェラーリ製PUに信頼性の懸念があることを認めた。 

 motorsport.comからPUの信頼性について尋ねられるとビノットは次のように語った。 

「信頼性は常に懸念事項だ」と彼は言う。 

「何かが起こっているのなら、それは決して素晴らしいことではない。我々の心配事だ。何が起こったのかを調べているところだ」 

「時にはストレートに説明できることもある。外的なアクシデントが原因の可能性もあるし、例外的な状況が原因なこともある。しかし、それ以外のこととなれば、不安や懸念材料となるかもしれない」 

「だからタイトル争いではこれまでも信頼性が重要な要素だったのだ。我々はスペインで故障したし、レッドブルも3度DNFとなっている。我々は1回、(フェラーリの)カスタマーチームも何回かリタイアとなっている」 

「だからこれはチャレンジなのだ。パフォーマンスと同様に、信頼性も確実に大きなチャレンジだ。信頼性面で、短時間で解決することは難しい。パフォーマンス面もだが」 

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, is returned to the garage and retired from the race

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, is returned to the garage and retired from the race

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images

「だから懸念はしているが、我々が心配し過ぎている訳ではない。クリスチャン(ホーナー/レッドブル代表)が私よりも心配していることを願うよ!」 

「ここからシーズン終了まで、最高の仕事をしよう。全てがスムーズでクリアになることを願っている」 

 またビノットは、PUの信頼性における具体的な懸念について詳しく語ることはなかった。 

「何を言えばいいのだろうか? あまり無いね!」と彼は言う。 

「我々は分析を行なった。ターボとMGU-Hの両方が故障してダメージを受けた。修理はしない」 

「明らかな根本的な原因を発見した。モナコから続くレースに向けてこの点を修正した。それが私から話せる全てだ」 

 アルファロメオでチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、フェラーリ側が信頼性の懸念を解決してくれると語っている。 

「これはフェラーリの手中にあることで。彼らが対処してくれる。彼らが状況を素早く改善してくれるかどうかは心配していない」 

 

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