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ボッタス「ポールポジションを獲れたと思うんだけど……」ルクレール原因の赤旗予選終了にガッカリ

メルセデスのバルテリ・ボッタスはF1モナコGP予選終盤に赤旗が出たことで、ポールポジションを獲得するチャンスが消えてしまったと悔しさを見せた。

Valtteri Bottas, Mercedes W12

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 伝統のモナコGPが2年ぶりに開催されている。22日に行なわれた予選では地元ドライバーのシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得する活躍を見せたが、彼はセッション終盤に赤旗終了の原因となるクラッシュを喫しており、ライバルからはポールポジション獲得のチャンスを逃したと恨み節も聞こえている。

 メルセデスのバルテリ・ボッタスも、赤旗によってポールポジション獲得の機会を失ったと考えているひとりだ。ボッタスは3番手で予選を終えたが、ラストアタックではタイムを更新できる自信があったと語っている。

「赤旗によって最後の走りができなかったのは残念だよ」とボッタス。

「でもそういうこともある。僕としては最後のアタックに全てをかけていた。1回目が全然だったから、2回目は準備のラップを入れたんだ」

「フィーリングは実際良かった。ラップタイムはかなり上がっていたから、ガッカリだよ」

 幻に終わったラストアタックだが、完遂できていたとしたらどの程度ラップタイムを改善できていたと考えているかを訊かれると、ボッタスは次のように答えた。

「ターン6からターン7で、0.150秒が縮められたと思う。まあ、もしもの話だけれどね」

 今回ボッタスは7番手に沈んだチームメイトのルイス・ハミルトンよりは、かなりいいポジションを確保できたと言えるだろう。今週末のメルセデスは好調なフェラーリとレッドブルに対して後れをとってきている。ただボッタスはチームの進捗には満足しているという。

「週末を通じて僕らはマシンを上手く進歩させてきたと思う。それに予選には間違いなく満足している」

「僕としては最後のアタックでポールポジションを獲れるはずだったと思う。明日のレースではできることは何でも試していく。ここモナコでは何でも起こりうるからね」

 なおポールポジションのルクレールがクラッシュの結果、ギヤボックス交換が必要となった場合には、グリッド降格ペナルティが発生する。その場合ボッタスは2番手からスタートすることになる。

 

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