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ボッタス、ピットのゴタゴタがなければラッセルに追い付いたと主張「分かる人は分かるはず」

バルテリ・ボッタスは、F1サクヒールGPでジョージ・ラッセルの後塵を拝したことについて、批判をするのは簡単だと述べた。

Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 バーレーン・インターナショナル・サーキットのアウター・サーキットで行なわれたF1サクヒールGPにおいて、最も強烈なインパクトを残したのはジョージ・ラッセルの活躍だろう。彼は新型コロナウイルス陽性反応が出たルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスのマシンをドライブし、あわや優勝という走りを見せた。

 2019年にウイリアムズからF1デビューして以降入賞の経験すらなかったラッセルは、初日フリー走行でトップタイムを記録すると、予選でもチームメイトのバルテリ・ボッタスからわずか0.026秒差の2番手につけた。決勝ではスタートを決めてボッタスの前に立つと、安定したペースで周回しレースをリードしていた。

 しかしながら、ラッセルはピットストップの際にボッタス用のタイヤを履かされたことで余分なピットストップを強いられ、その後はパンクも発生するなど不運が連続。9位に終わった。ボッタスもタイヤ交換のゴタゴタに巻き込まれたことで順位を落とし、ラッセルのひとつ前、8位でフィニッシュした。

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 優勝こそ逃したものの、ボッタスを長きに渡って抑え込んだラッセルのパフォーマンスは広く称賛されており、ボッタスに代わってハミルトンのチームメイトとなる日も近いのではないか、という声すら上がっている。

 レース後にボッタスは、結果的にセーフティカー中のピットストップで全てが狂ったものの、ハードタイヤを履いての第2スティントでラッセルに追い付くチャンスがあったと主張した。現にボッタスはハードタイヤに交換した直後8秒あったラッセルとの差を、一時は4秒台まで詰めていた。

「最初のスティントではミディアムタイヤを履いていて、コース上でのポジションが重要だったので、前を行かれてしまったことは不運だった」とボッタスと語った。

「でも第2スティントでは、かなりのペースで彼を追いかけることができたから、チャンスがあることは分かっていたし、良いバトルができるだろうと思っていたんだ」

「ハードタイヤを履いたレース終盤に向けては全てが良い方向に進むと思っていたんだ」

 ボッタスはレース中、今回がメルセデスでの初レースとなるラッセルに負ける可能性があることについて考えていなかったというが、ピットでのゴタゴタがなければどういう展開になっていたかなどの“たられば”を考慮しなければ、確かに見た目上の結果は悪く見えると認めた。

「レースではとにかく最大限の力を発揮しようとしていたし、長いレースになることは分かっていたから、そういったことは考えていなかった」

「でも今になって考えてみると、事情を知らない人にとっては僕がとんだ馬鹿野郎に見えただろうね。それは良いことじゃない」

「僕にとってもかなり酷いレースだったし『新しいドライバーがチームに入ってきてそこに何年もいるドライバーを倒したぞ』なんて言うのは簡単だ。それは理想的なことではない」

「でも分かっている人なら、今回のパフォーマンスがどうだったか、そして最終的な結果がどうなる可能性があったかを理解しているんだ」

「何と言っていいか分からない。もちろん、今週末は理想的なものではなかったんだけどね」

 レース終盤にラッセルとボッタスが同時ピットストップをした際、メルセデスがラッセルにボッタス用のタイヤを履かせてしまったことにより、ボッタスは摩耗したハードタイヤのままでコースに送り出される形となってしまった。セーフティカーランによりタイヤの温度が下がったことも相まって、ボッタスはリスタート後にズルズルと後退していった。

「古いハードタイヤのままだったし、ピットストップをしたことで温度も下がっていた。最悪だったよ」とボッタスは言う。

「周りの相手はフレッシュなミディアムタイヤを履いていたのでカモにされてしまった。悪夢のような状況だった」

 

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