速報ニュース

スーパーフォーミュラ

富士公式テストに参加したカルデロンが感じたF2とSFの違い

今シーズン、スーパーフォーミュラに初挑戦するタチアナ・カルデロンが富士公式テストで初めてSF19をドライブ。昨年までドライブしていたFIA F2との違いを語った。

吉田知弘

編集: 2020/04/02 9:03

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Tatiana Calderon, ThreeBond DRAGO CORSE

 THREEBOND DRAGO CORSEから2020年の全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するタチアナ・カルデロン。新型コロナウイルスの影響で今季のスケジュールは大幅に変更されることとなったが、その中で3月24日~25日に行なわれた富士公式テストで、初めてSF19のステアリングを握り、2日間のテスト終了後は安堵の表情をみせていた。

 テスト1日目午前のセッション1ではピットアウト早々にスピンを喫してしまい赤旗の原因となってしまったカルデロン。さらにTHREEBOND DRAGO CORSEのマシンも新車でこのテストがシェイクダウンだったこともあり、細かなトラブルに見舞われる場面が多かったが、セッション2以降は着々と周回を重ねメニューをこなしていった。2日間通して順位としては下位に沈んだが、セッションごとにトップとのタイム差を徐々に縮めて言っていたのが印象的だった。

「この2日間“新たなチャレンジ”の一歩目を踏み出すことができて良かった。このチームと一緒に仕事ができてエンジニアともしっかりコミュニケーションをとることができた。満足はしていないけど良い2日間だった」

「今回は少しでも無理をしすぎてコースオフしてしまうと貴重なテストの時間が失われしまう。そうならないために、私は一歩ずつ着実に走って感覚を掴んでいって、自信がついてから攻めていこうということを意識した」

 そう語ったカルデロンはマシンの動きはF1に似ていると語りつつも、ピレリとはキャラクターの異なるヨコハマタイヤの感覚を掴むのに苦労したという。

「今回が初めてスーパーフォーミュラの車両をドライブする機会になったけど、F1にすごく似ているなという印象だった。ダウンフォースが高くて大きなGフォースがかかる。タイヤも私が長年経験してきたピレリとは特徴がかなり違って、それに慣れるのに苦労した。頭の中で引き出しのチャンネルを切り替えないといけなくて大変だった」

「昨年までのスタイルから変更しなければいけないところもあるし、ヨコハマタイヤについてもっと学ばなければいけないなと感じた」

 またカルデロンが感じたF2との違いはタイヤだけではなかったという。基本的にスーパーフォーミュラでは各日の午前と午後に2時間ずつのセッションが設けられ、その中で用意してあるテストメニューを次から次へとこなしていく。一方でF2は各走行ごとに細かくチェックをしながら走ることが多いとのことで、テストの進め方という部分でも驚いていた様子だった。

「F2では各走行が終わった後にクルマを降りてじっくりデータをチェックして次の走行に向けた修正ができる。だけどスーパーフォーミュラでは午前と午後に2時間ずつしかなくて、その中にテストメニューがぎっしり詰め込まれている。だから次から次へとメニューをこなして、それだけに追われた2日間だった」

「正直私は全然時間が足りないなという印象で、次までに宿題がたくさんできたという感じ。だけど、これがスーパーフォーミュラでの最初のスタートということを考えると、決して悪いものではなかったと思う」

「もちろん、まだまだ伸び代はあると思うから、今回の結果については満足していない。まずは学ばなければいけないことが多い。特にタイヤに関しては温まり方や限界値なども、まだ掴みきれていない。その辺を早く習得して、みんなとのギャップを一刻も早く縮めていきたい」

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 「日本行きはステップダウンではない」セッテ・カマラ、SF初年度に油断はなし

次の記事 SFが2020シリーズ概要発表、ドライタイヤは1種類のみに変更され内圧管理も実施

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

吉田知弘



次なる目標に向かって……GT300王者の藤波清斗、今季はSFライツのフル参戦も狙う

SFライツ

SFライツ 2021/03/11

次なる目標に向かって……GT300王者の藤波清斗、今季はSFライツのフル参戦も狙う



早くも日産ファミリーの一員に……松下信治、新天地でリラックスした表情見せる

スーパーGT

スーパーGT 2021/02/16

早くも日産ファミリーの一員に……松下信治、新天地でリラックスした表情見せる



スポーツランドSUGO、2月13日の地震による被害はなし。改修工事も順調に進行中

General

General 2021/02/15

スポーツランドSUGO、2月13日の地震による被害はなし。改修工事も順調に進行中

More from

タチアナ カルデロン



タチアナ・カルデロン、チャロウズからFIA F2に復帰「まだ信じられないくらい!」今季は残り4戦に参加

FIA F2

FIA F2

スパ

2022/08/25

タチアナ・カルデロン、チャロウズからFIA F2に復帰「まだ信じられないくらい!」今季は残り4戦に参加



かつてF1にもスポンサードのROKiT、支払い巡りインディカーでトラブルか? カルデロンの継続参戦は「保証されていない」

IndyCar

IndyCar 2022/07/01

かつてF1にもスポンサードのROKiT、支払い巡りインディカーでトラブルか? カルデロンの継続参戦は「保証されていない」



タチアナ・カルデロンのインディカーデビューが決定! A.J.フォイトからロード/ストリートの12戦に出走

IndyCar

IndyCar 2022/01/18

タチアナ・カルデロンのインディカーデビューが決定! A.J.フォイトからロード/ストリートの12戦に出走

More from

Drago Corse



【スーパーGT】Drago CORSE、BUSOUとの契約解除と第4戦富士欠場を発表。第5戦以降の参戦再開目指す

スーパーGT

スーパーGT

第4戦:富士

2022/08/01

【スーパーGT】Drago CORSE、BUSOUとの契約解除と第4戦富士欠場を発表。第5戦以降の参戦再開目指す



【動画】まさかの失格……舞台裏で何が起きていた? ThreeBond DragoCORSE | SF第4戦インサイドレポート

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 2022/06/10

【動画】まさかの失格……舞台裏で何が起きていた? ThreeBond DragoCORSE | SF第4戦インサイドレポート



井出有治、新チーム参戦2戦目で表彰台も悔しい2位「10号車のタイヤが終わっているのが見えた……勝負したかった」

スーパーGT

スーパーGT

第2戦:富士

2022/05/05

井出有治、新チーム参戦2戦目で表彰台も悔しい2位「10号車のタイヤが終わっているのが見えた……勝負したかった」

最新ニュース



本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」

F1

F1 F1

シンガポールGP

10 時間前

本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」



「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

10 時間前

「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?



メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?

F1

F1 F1

アメリカGP

11 時間前

メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?



目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

12 時間前

目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録