F2アブダビテスト初日:デレトラが最速。F2初走行の角田裕毅は16番手
FIA F2のポストシーズンテスト初日は、チャロウズのルイ・デレトラがトップタイムを記録した。カーリンの角田裕毅は16番手だった。
写真:: FIA Formula 2
アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれているFIA F2ポストシーズンテスト。初日のトップタイムはチャロウズのルイ・デレトラで、日本勢は角田裕毅(カーリン)が16番手、佐藤万璃音(トライデント)が19番手だった。
デレトラは午後のセッションで49周を走破し、終盤に1分50秒543を記録。ARTグランプリのマシンを走らせたマーカス・アームストロング、クリスチャン・ルンガーを上回った。
4番手はプレマで2年目のF2シーズンを迎えることが決定しているミック・シューマッハー。5番手にはニキータ・マゼピン(カーリン)、6番手には周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)がつけた。彼らはいずれも午前中にベストタイムを記録した。
7番手からはF2ベテラン勢が3人続き、ショーン・ゲラエル(DAMS)が7番手、アーテム・マルケロフ(HWA)が8番手、ルカ・ギオット(トライデント)が9番手に入った。ゲラエルとマルケロフに関しては、今回のテストに参加したチームで来季のF2を戦うことが発表されている。ギオットは2020年からGTレースに転向予定で、R-モータースポーツの一員としてブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦することとなっている。なお、午後からギオットに代わりロイ・ニッサニーがトライデントのマシンのステアリングを握った。
11番手以降は新顔が並ぶ。チャロウズから参加しているペドロ・ピケが11番手、元レッドブル育成で今季前半はスーパーフォーミュラを戦ったダニエル・ティクトゥム(DAMS)が12番手、2019年のFIA F3王者であるロバート・シュバルツマン(プレマ)は14番手だった。
F2初ドライブとなる角田は、今シーズン松下信治がドライブしたカーリンのマシンを駆り、1分52秒155を記録して16番手だった。今季終盤にカンポスから参戦した佐藤は、トライデントのマシンをドライブ。1分52秒516で19番手だった。
■FIA F2アブダビポストシーズンテスト:初日タイム結果
1.ルイ・デレトラ(チャロウズ)1分50秒543
2.マーカス・アームストロング(ARTグランプリ)1分50秒798
3.クリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)1分50秒923
4.ミック・シューマッハー(プレマ)1分50秒947
5.ニキータ・マゼピン(カーリン)1分51秒034
6.周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)1分51秒178
7.ショーン・ゲラエル(DAMS)1分51秒449
8.アーテム・マルケロフ(HWA)1分51秒523
9.ルカ・ギオット(トライデント)1分51秒570
10.カラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)1分51秒585
11.ペドロ・ピケ(チャロウズ)1分51秒685
12.ダニエル・ティクトゥム(DAMS)1分51秒692
13.ニコ・カリ(カンポス)1分51秒963
14.ロバート・シュバルツマン(プレマ)1分51秒977
15.ジュリアーノ・アレジ(HWA)1分52秒091
16.角田裕毅(カーリン)1分52秒155
17.フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)1分52秒281
18.マハーヴィール・ラグナタン(MPモータースポーツ)1分52秒467
19.佐藤万璃音(トライデント)1分52秒516
20.ロイ・ニッサニー(トライデント)1分52秒881
21.ギリェルメ・サマイア(カンポス)1分53秒540
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