速報ニュース
F1
レッドブル、ホンダPU継続使用に勝算あり? チーム代表「結論に近づいている」
レッドブルはライバルチーム間での調整によってPU開発凍結が実現され、2022年以降もホンダ製PUの使用を続ける事ができると期待している。

Jonathan Noble
編集: 2020/12/17 11:02
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2020年のF1最終戦アブダビGPを勝利で終えたレッドブル。2021年に向けて彼らにとって良い終わり方となったが、レッドブルは来年末でパワーユニットを供給しているホンダが撤退するという問題にも直面している。
レッドブルは2022年以降のPUについて、ホンダのプロジェクトを引き継いで使用し続けることを希望している。しかし、それを実現できるのは、PU開発が必要のない場合のみだ。そのためにはFIAがPU開発を凍結させる必要がある。
Read Also:
ルノーやフェラーリといったライバルは、当初は開発凍結には反対の姿勢だった。しかし今では両陣営とも、次世代PUのプラン策定を2025年に早めることで合意した場合には、凍結もやぶさかではないという態度に変化している。
ただそれでもまだ問題は残っている。開発を凍結した場合、あるPUメーカーがその他のメーカーと比べて大きく遅れを取っていた場合、追いつくための何らかの開発を許可する“セーフティネット”のような物を用意すべきか、そうでないかという点だ。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、現在この問題について話し合いが続いており、最終的な決定はまもなく下されると語っている。
「ホンダ、そしてFIAと建設的な話し合いが持たれている。私としては、結論に近づいていると思う」
「FIAは他のチームとも相談している。開発凍結に関しては、調整幅があると思う。つまりあるエンジンメーカーが大きく遅れをとっている場合、セーフティネットが必要か? という点だ。さもなければ、3年にわたってパフォーマンスが固定されることになる、これは大きなダメージを与える可能性がある」
ホンダ側はレッドブルがパワーユニットの使用を続けるというアイデアにオープンな姿勢を示している。ただ彼らはその合意に至るのは簡単ではないとも認めている。日本のHRD Sakuraとミルトンキーンズの拠点とでコンポーネントの製造が分割されているためだ。
「ミルトンキーンズでは、我々は主にERS(エネルギー回生システム。MGU-K/H)の領域の開発と製造を行なっています。そしてICE(内燃エンジン)は主に日本で開発が行なわれています」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはそう語る。
「とにかく、特にホンダF1では非常に複雑な状況です。議論は現在進行しているところです。まだ結論は出ていません。ですから我々のプロジェクトではあらゆる状況を考慮していくでしょう」
なおルノーがこうしたセーフティネットのようなシステムによる“性能の均一化”に反対していることは既に明らかになっていたが、フェラーリ代表のマッティア・ビノットは、後に急な決断を迫られるよりも、今チーム間で話し合うことが重要だと語っている。
「今すぐにそれを考慮したほうが良いと思う」と、ビノット代表。
「単に状況を待って、そのときになってクレイジーな議論となるよりも、前もって考えてみたいと思う。だから凍結について、単にそのようなシナリオに準備ができているかを考慮することは、非常に理にかなったことだろう」
Read Also:
- 角田裕毅「来年は日本のF1ファンの期待を背負う」 F1デビュー決定に際しコメント
- マシン開発凍結が、来季のレッドブルの後押しに……アブダビGPの勢いは持続するか?
- 現行PUレギュレーション策定の際に、F1はミスを犯した……メルセデスF1代表主張
- 「レッドブルは22年以降もホンダPUを使えば成功できる」メルセデスは全面支援の意向
- 【動画】DAZN 2020年F1シーズンエンドムービー
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1の2021年開催カレンダーが承認。ベトナムGPが予定されていた4月25日は未だ空白
次の記事 ペレス、ドライバーズランキング4位に満足も最終戦リタイア「信頼性が低かった」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Jonathan Noble

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす
F1
F1 2024/12/29
大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす
F1
F1 2024/12/27
ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識
F1
F1 2024/12/25
僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from
レッドブル

レッドブル、今回もマシンバランスに苦しむ。エネルギーマネジメントにも課題「オランダGPと似ている」
F1
F1
イタリアGP
14 時間前
レッドブル、今回もマシンバランスに苦しむ。エネルギーマネジメントにも課題「オランダGPと似ている」

角田裕毅、次戦スペインGPにも参戦か? ハジャーの復帰にはまだ時間がかかる見込み……レッドブル代表証言「最優先は彼が100%回復すること」
F1
F1
スペインGP
22 時間前
角田裕毅、次戦スペインGPにも参戦か? ハジャーの復帰にはまだ時間がかかる見込み……レッドブル代表証言「最優先は彼が100%回復すること」

一時はモナコGPの3位を“取り戻した”ガスリー、ペナルティ復活で再び7位にダウン。FIA国際控訴裁判所が判決下す……ハジャーらが繰り上がり
F1
F1
イタリアGP
1 日前
一時はモナコGPの3位を“取り戻した”ガスリー、ペナルティ復活で再び7位にダウン。FIA国際控訴裁判所が判決下す……ハジャーらが繰り上がり
最新ニュース

ピエール・ガスリー歓喜の初ポールポジション……6年前に初優勝を手にしたモンツァ「ここは本当に特別な場所だ」
F1
F1 F1
イタリアGP
5 時間前
ピエール・ガスリー歓喜の初ポールポジション……6年前に初優勝を手にしたモンツァ「ここは本当に特別な場所だ」

コンマ5秒失っていた……角田裕毅、マシンの問題に見舞われイタリアGP予選でQ1敗退「でも決勝に向けては、まだチャンスがあると思う」
F1
F1 F1
イタリアGP
7 時間前
コンマ5秒失っていた……角田裕毅、マシンの問題に見舞われイタリアGP予選でQ1敗退「でも決勝に向けては、まだチャンスがあると思う」

ピエール・ガスリーが真っ向勝負で強豪下し、歓喜のキャリア初PP獲得! 角田裕毅はマシンに問題Q1敗退|F1イタリアGP予選
F1
F1 F1
イタリアGP
8 時間前
ピエール・ガスリーが真っ向勝負で強豪下し、歓喜のキャリア初PP獲得! 角田裕毅はマシンに問題Q1敗退|F1イタリアGP予選

F1イタリアGP予選速報|すごい展開! ガスリーがポールポジション。角田裕毅はマシンに問題……悔しいQ1敗退。アストンマーティン・ホンダ最下位
F1
F1 F1
イタリアGP
8 時間前
F1イタリアGP予選速報|すごい展開! ガスリーがポールポジション。角田裕毅はマシンに問題……悔しいQ1敗退。アストンマーティン・ホンダ最下位
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録