アレイシ・エスパルガロ、新レイアウトのレッドブルリンクに苦戦「速く走る方法を理解しきれていない」
アプリリアのアレイシ・エスパルガロは新レイアウトとなったレッドブルリンクで速く走る方法をまだ理解しきれていないと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第13戦オーストリアGPは新レイアウトで行なわれているが、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はその状態で速く走るための方法を理解しきれていないという。
舞台となるレッドブルリンクは2020年に発生した大クラッシュを受け、安全性向上のためのレイアウト変更を実施。ターン3に向けた高速セクション一部となっていたターン2に、新たにシケインが追加されることになった。
エスパルガロは初日の走行で総合11番手タイムと、Q2進出圏内となるトップ10に届かない位置で終えている。タイトル争いのライバルであるファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が4番手と上位につけているうえ、2日目の天候が怪しいことを考えると、良いとは言えないポジションだ。
彼は初日のラップタイムについて、新設されたシケインを速く駆け抜ける方法を理解しきれていないと説明しており、バイクの状態が悪いわけではないと語った。
「サーキットはこのシケイン設置でとても良い仕事をしたと思う。以前のレイアウトよりも安全になったよ。路面は(新レイアウト部分と)2種類が混在しているけど、グリップはあまり変わらないしね」
「でもシケインの上手いやり方が理解しきれていないことが、タイムに現れてしまっている。だからバイクが悪いとかそういうんじゃないんだ」
「今日は最後まで素晴らしい状態にはならなかった。あとコンマ3秒接近することもできたと思うんだ。だから明日は改善していけると信じている。ただ実際のところ、このサーキットを速く走るための方法を、理解しきれてはいないんだ」
一方で、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスはこのシケインに苦しんでいる様子はなく、総合9番手タイムを記録している。エスパルガロとしては、チームメイトが参考になると考えているようだ。
「彼はこのシケインで僕よりも上手くやっている。でも他のセクター3や4では苦しんでいるみたいだ。そうは言っても、(シケインは)参考にできるだろう」
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