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元フォースインディア代表のマリヤ、英国高等裁判所に控訴を棄却される

フォースインディアF1チームの創設者であり、代表も努めていたビジェイ・マリヤは、インドへの身柄引き渡し命令についてイギリスの高等裁判所に控訴していたが、これが棄却されたことがわかった。

Dr. Vijay Mallya, Force India Formula One Team Owner

写真:: Manuel Goria / Motorsport Images

 フォースインディアF1チームの創設者であり、チーム代表も努めていたビジェイ・マリヤは、インドへの身柄引き渡しについてイギリスの高等裁判所に対して控訴していたが、これが棄却されたことが分かった。

 マリヤは自身が所有していたキングフィッシャー航空に関する詐欺事件、および金融不正行為の疑いで、インドで指名手配となっていた。

 これは2012年に10億ドルを超えるローンを支払わなかったことが発端。インド当局は、マリヤが銀行に返済するつもりはないと主張したが、マリヤはこれに反論。不正行為を否定し、ローンを返済することを申し出ていた。

 マリヤは2016年の3月にイギリスに移住。インドのパスポートが取り消されたこともあり、以来彼はイギリスに住み続けていた。

 しかし前述の事件により、インド当局はイギリスに対してマリヤの身柄引き渡しを要求。イギリス当局はこれを受け、2017年にマリヤを逮捕した。その後マリヤは保釈されたが、彼の全世界の資産は凍結。特別裁判所は金融機関に対し、1100億ルピー(14億ドル)相当の資産を差し押さえるように命じた。これは、貸し手側が求めていた金額よりもはるかに高額である。

 マリヤはイギリスの高等裁判所に、インドへの身柄引き渡しについて控訴していたが、今回裁判所はこれを棄却。マリアには、英国の最高裁判所に上訴する権利がある。

 マリヤが上訴しなかった場合、この事件はイギリス内務省に送られることになる。

「SDJ(上級地区裁判官)が見出した訴訟の範囲は、インドの被告(中央捜査局および執行局)が主張したよりも広い。そして7つの重要な点において、インドでの主張と一致する事件があるのだ」

 裁判官はそう裁定を下した。

 マリヤは2007年後半にスパイカーF1チーム(ジョーダンの後継)を買収し、翌シーズンからフォースインディアと改名して参戦をスタートさせた。当初は下位が定位置だったが、マリヤらの努力もあり、中団を争うチームへと前進することになった。

 しかし、2018年の半ばにフォースインディアは資金難に陥ったため、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収。レーシングポイントとして生まれ変わることになった。

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