リカルド、古巣レッドブルのPPに悔しさなし?「彼らのダウンフォースには脱帽!」
ダニエル・リカルドはブラジルGP予選でのマックス・フェルスタッペン、そしてレッドブル・ホンダの“印象的な”活躍に対して、悔しさよりも嬉しさを感じていると主張した。
写真:: Jerry Andre / Motorsport Images
F1第20戦ブラジルGPの予選が行われると、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。フェルスタッペンはQ1からQ3まで全てトップタイムをマーク。ライバルたちはその直線スピードの速さに驚きを見せた。
レッドブルがホンダとパートナーシップを締結するタイミングでチームを去ったダニエル・リカルド(ルノー)は、レッドブルからルノーへと移籍したことに後悔しているかどうかについて度々疑問を投げかけられてきた。しかしながらリカルドは予選後、元チームメイトのポールポジションを素直に喜んでいると語った。
ホンダ製パワーユニットを搭載したレッドブルのブラジルでの速さに驚いたかどうかを尋ねられたリカルドは、次のように返した。
「ああ、あれは印象的だったね。マックスのアタックラップを見たけど、間違いなく良いラップだった。僕はマックスと3年間一緒いたから、彼にポールを獲る力があることは分かっている」
「ただ、こういったペースで走るには、例えパワーサーキットであってもダウンフォース(が必要)だと思う。つまり彼らは何かを掴んだんだと思う。脱帽だよ」
「おそらく一部の人は『ああ、あいつはレッドブルがポールを獲って悔しがっているだろう』と思っているかもしれないけど、僕は素晴らしいことだと思っているよ」
「もっと多くのチームが(ポールポジションを)争って欲しいと思っている。ここ数レースはフェラーリとメルセデスによって争われていたけど、そこにレッドブルが加わるのは良いことだ」
レッドブルがブラジルGPで速さを発揮している要因についてリカルドは、インテルラゴス・サーキットがF1カレンダーの中でも高地にあるサーキットということが関係しているのではないかと考えている。
「良い空力パッケージを持っているレッドブルには(得意なサーキットに)傾向がある。標高の高い場所の方が良さそうに見える」とリカルドは語った。
「メキシコを見てほしい。ここ数年レッドブルはメキシコで強い。あとオーストリアでも強いね」
「確かにホンダは進歩を遂げた。でもマシンも確実に良くなっている。他のチームが(ダウンフォースを)失うような状況で、レッドブルはダウンフォースに頼ることができるんだ……今夜エイドリアン(ニューウェイ/レッドブルF1チーフテクニカルオフィサー)に電話しないとね!」
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