フェルスタッペン、トルコGP初日首位も「明日はメルセデスがタイムをまとめてくる」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1トルコGPのフリー走行1回目、2回目でトップタイムを記録したものの、土曜以降のメルセデスのタイムアップを警戒している。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
イスタンブール・パーク・サーキットで行なわれているF1第14戦トルコGP。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、初日に行なわれたフリー走行1回目、2回目で共にトップタイムをマークした。
ただ走行初日は非常に未知数なセッションであったと言わざるを得ない。というのも、サーキットの路面が再舗装されている影響で滑りやすく、スピンやコースアウトが続出。特に走りはじめのFP1では「氷の上を走っているようだ」とフェルスタッペンが笑いながら報告するという一幕もあった。
その影響もあり、ハイダウンフォースかつハイブリッドシステムを持つ現代のF1マシンをもってしても、かつてトルコGPが開催されていた2000年代のラップレコードを上回ることができていない。フェルスタッペンがFP2で記録した初日トップタイムは1分28秒330。2005年のトルコGPでファン・パブロ・モントーヤが記録したラップレコード、1分24秒770にはまだ届いていない。
フェルスタッペンはホンダのプレスリリースの中で、マシンに手応えを感じており、初日の結果をポジティブに捉えているものの、2日目以降メルセデスがタイムを上げてくる可能性が高いため、しっかりと準備をしなければいけないと語った。
「マシンの調子もよさそうだし、今日はポジティブな1日になり満足している」とフェルスタッペン。
「このレースウイークに向けて良い準備はできたけど、今日はそれ以上に路面コンディションに対応していかなくてはいけなかった。路面はとても滑りやすく大変だったけど、それは誰にとっても同じ状況なので、どう対応していくかが大事だ。しかし、今日のセッションのタイムでは、このサーキットでの理想的なタイムにはまだ5秒ほど足りていないと思う」
「明日は雨が降ってしまうと、スパイクが必要なぐらいになってしまうので、できればドライになってほしい。ソフトタイヤでの走行時にタイムを伸ばすことはできたけど、タイヤの柔らかさで違いが出たわけではなく、走行を重ねてターマックのグリップ力が上がっただけだと思う」
「きっと明日はメルセデスがタイムをまとめてくるだろうけど、予選と決勝でいい戦いができるように準備して明日を迎えたい」
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