F1史上最多22戦。2020年のグランプリ開催カレンダーをFIAが承認。日本GPは10月11日

　史上最多、22戦が開催される予定になっていた2020年のF1開催カレンダー。10月4日（金）には世界モータースポーツ評議会（WMSC）の会合が行われ、この最も過酷とも言える開催スケジュールが、FIAによって承認された。

　2020年シーズンは3月15日に決勝を迎えるオーストラリアGPで開幕し、11月29日のアブダビGPで最終戦を迎える。

　新規開催のグランプリはふたつ。4月5日の第3戦ベトナムGPと、5月3日の第5戦オランダGPである。ただこれらはいずれも、サーキットが正式に公認されることが開催の条件になっている。

　WMSCでは、2020年のF1スポーティングレギュレーションの変更についても議論が行われた。これには、リバースグリッドで行われる予選レースの開催が含まれているが、これは後日行われる電子投票によって承認される見込みだ。

　またシーズン開催前には、3日間×2回の合同テストが行われる予定で、その開催地はいずれもバルセロナ（カタルニア・サーキット）となった。最初のテストは2月19日から21日、2回目は2月26日から28日までと設定されている。

* サーキットの公認が必要