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ホンダPU搭載車、19年モナコ以来の全車入賞。田辺TD「ひとつ目標を達成できた」

ソチで行なわれたF1ロシアGPで、ホンダのパワーユニット搭載マシンは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの2位を筆頭に、全4台が完走。ホンダの田辺F1テクニカルディレクターは、目標を達成することができたと語った。

Alex Albon, Red Bull Racing RB16, Pierre Gasly, AlphaTauri AT01

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 F1ロシアGPでホンダPU(パワーユニット)搭載勢は、4台全てが入賞という好結果を手にした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2位に入り、そのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンが10位、またアルファタウリ・ホンダ勢はダニール・クビアトが8位、ピエール・ガスリーも9位に入ったのだ。

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 ホンダPU搭載マシン全車が入賞するのは、2019年のモナコGP以来のことである。

「4台完走、4台入賞という目標を、ひとつ達成できました」

 レース後のオンライン記者会見で、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはそう語った。

「これまで2戦連続で、マックス選手にはPU起因のトラブルが発生していました。なかなか難しい状況でしたが、今日は全車が完走ということで、良かったと思います」

「マックス選手は、スタート直後こそ3番手に落ちてしまいましたが、(メルセデスのルイス)ハミルトン選手にペナルティが出たこともあって2位ということになりました。4台入賞でしたが、2位+8〜10位という結果……今後は4台入賞でも、もっと良い結果を目指し、両チームとさらなるパフォーマンスアップを図っていきたいと思います」

 前述の通り、このところはパワーユニットに起因するトラブルが連続して発生していた。そこから全車完走という結果に”返り咲いた”ことについてどう感じるかと尋ねられた田辺テクニカルディレクターは、次のように語った。

「リタイアする方がとんでもないことです。それを起こしてしまったことの方が、大きな責任を感じています」

「特にマックス選手は、ここまで2戦連続でリタイアし、悔しい思いをしたと思います。我々ホンダも、レッドブルとしても、悔しい思いをしてきました。でも今回は、苦手とするコースにもかかわらずバルテリ・ボッタス選手の8秒後方で2位になれたことはいい結果だと思います」

「PUとしても、車体、チームとしても、非常に喜ばしい結果だと捉えています。2戦連続リタイアの後ということを考えれば、きっちりと仕事ができて、ひと安心……ホッとしたという感じですね」

 前回発生したトラブルについてはしっかりと対策を施してきたと語る田辺TD。そのため、再発の心配はなかったという。

「前回起きたトラブルに関しては対策をしてきたので、心配はしていませんでした。ただし、レースでは何があるか分かりません。予期せぬトラブルが発生する可能性もありますので、そういう意味では、いつも以上にナーバスな気持ちでいました」

 ニュルブルクリンクで開催される次のアイフェルGPに向けては、対ライバルではなく、自分たちの中で最大のパフォーマンスを発揮すべく努力すると田辺TDは語る。

「対ライバルというところは何とも言えませんので、自分たちの中で、今持っているPU、チームは今あるクルマをどう使うかということをしっかりシミュレーション、検討して向かうということになります」

 PUとしてもマシン全体としても、”まだまだ”だと田辺TDは語る。

「パッケージとして、ダウンフォースを付けないとタイムが出ない、タイヤがもたないということはあります。だからと言って、パワーで勝っているだとか一緒だとか、負けてるという話ではありません。PUとして何ができるかと言えば、エネルギーマネジメントを含めて、きっちりと、今持っているパフォーマンスを現場で発揮するということが重要です。そして将来に向けてはPUのパフォーマンスを上げていくというのが、我々の仕事です」

「まだまだですね。トータルパフォーマンスとしてもそうですし、我々としても”まだまだ”だと思っています。車体も、チームからすると”まだまだ”だと。早く”まだ”くらいになりたいですよね」

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