フリー走行レポート
F1 トルコGP
F1トルコFP3:再舗装路面&雨で各車お手上げ。スピン続出の中フェルスタッペンが首位
F1トルコGPのフリー走行3回目が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。
戎井健一郎
編集: 2020/11/14 11:19
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F1第14戦トルコGPのフリー走行3回目が行なわれた。ウエットコンディションとなったこのセッションでトップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
9年ぶりのF1開催に向けて路面が再舗装されたことにより、スリッピーな路面となっているイスタンブール・パーク・サーキット。走行初日はスピン、コースアウトが相次ぎ、想定されていたラップタイムに届かないという状況だった。
そんな状況に追い討ちをかけるかのように、走行2日目は小雨が降るウエットコンディションでスタート。FP3開始時の気温は12℃、路面温度は15℃だ。まずロマン・グロージャン(ハース)がインターミディエイトタイヤでコースインし、それに他車が追随していった。
路面はそれほど濡れてはいないものの、元々滑りやすい路面であることも手伝ってか、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ランド・ノリス(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)などスピンするマシンが続出。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はエステバン・オコン(ルノー)とターン12で接触し、オコンがスピンするという一幕もあった。各車が1分50秒台のタイムに留まる中、フェルスタッペンが1分48秒485を記録してトップに立った。
セッション開始から10分が過ぎると、ドライバーたちは雨量の増加を訴えはじめ、マクラーレン勢をはじめ浅溝のインターミディエイトタイヤから深溝のウエットタイヤに交換してコースに出るマシンが増えていった。しかしながらウエットタイヤを履いても操縦性は安定せず。各車タイヤの温度を上げられず、スピンの連鎖は収まる気配がなく、ダニール・クビアト(アルファタウリ)は「毎周スピンしてる」と訴えるほどだった。
しばらくピットガレージで静観していたルイス・ハミルトン(メルセデス)もウエットタイヤでコースイン。しかしゆっくりと1周走った後、ピットに戻っていった。
その後雨量は増え、マシン後方からはウォータースクリーンが上がるようになっていった。当初はフェラーリ勢を中心に数台が精力的に走行していたが、コンディションがますます悪化していっため、コース上のマシン台数も徐々に減っていった。
セッション折り返しを過ぎたあたりで、コース上のマシンはゼロに。それからは誰もコースインしない状況が続いていたが、残り10分というタイミングでアルファタウリの2台がウエットタイヤでコースに向かっていった。さらにそこにアルファロメオの2台が追従した。
しかし濡れた路面に足をすくわれたアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)はターン2を走行中に高速でスピン。フロントウイングの翼端板を壊してしまい、ターン12のブレーキングでも再度スピンした。
F1ドライバーをもってしてもマシンをまともにコントロールできる状況ではないようで、クビアトは「氷の上の方がグリップがあるのではないか」と表現するほど。メルセデスの2台もコースインしたがすぐに引き上げ、キミ・ライコネン(アルファロメオ)だけがチェッカーフラッグを受けてグリッド上でスタート練習を行なった。
結果的に首位はフェルスタッペン、2番手ルクレール、3番手アレクサンダー・アルボン(レッドブル)となったが、各車ほとんどまともに走れなかったと言っていいだろう。
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順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 マックス フェルスタッペン 6 1'48.485 177.137 2
シャルル ルクレール 9 1'49.430 0.945 0.945 175.608 3
アレクサンダー アルボン 5 1'50.059 1.574 0.629 174.604 4
エステバン オコン 9 1'53.897 5.412 3.838 168.720 5
ランド ノリス 7 1'53.995 5.510 0.098 168.575 6
セバスチャン ベッテル 14 1'54.490 6.005 0.495 167.846 7
セルジオ ペレス 6 1'55.577 7.092 1.087 166.268 8
バルテリ ボッタス 4 1'55.666 7.181 0.089 166.140 9
ケビン マグヌッセン 4 1'55.878 7.393 0.212 165.836 10
ランス ストロール 5 1'56.824 8.339 0.946 164.493 フルリザルトを見る
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