アルファタウリ・ホンダのガスリー、来季については「レッドブルの手に委ねられている」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、自身の将来はレッドブルの手に委ねられているとして、来季についてはまず彼らがどのような決定を下すかを確認したい構えだ。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
2021年のF1は第11戦ハンガリーGPを終えてサマーブレイクに突入。サマーブレイク期間と言えば例年、各チームの翌年の布陣に関する噂が立つ時期であり、後半戦開始に先立って新たなドライバーラインアップを発表するチームも多い。
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーも、このサマーブレイクの間に自身の去就について何らかの動きがあるのではないかと考えているひとりだ。ガスリーは2019年のシーズン途中にレッドブルから姉妹チームのトロロッソ(現アルファタウリ)に“降格”させられたが、その後は表彰台のみならず優勝も手にするなど、今では同チームのエースとして高い評価を得ている。しかし本人としては、再びレッドブルのトップチームに再昇格したいという思いもあるようだ。
そんなガスリーは、自身の将来がレッドブルに手に委ねられていることを改めて強調。まずはトップチームのラインアップについてどのような決断がなされるかについてを確認したいと語った。
なお、今季のレッドブルはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのコンビとなっているが、フェルスタッペンはチームと2023年末までの契約を結んでおり、ペレスの残留も堅いのではないかと見られている。
「僕の方はかなりハッキリしている。つまり(自らの去就は)レッドブルの手に委ねられているということだ」
ガスリーはそう語った。
「マックスは来年もトップチーム(レッドブル)と契約している。セルジオは1年契約だったと思う。だからそこがどうなるかを確認してから、色々と進めていきたい。知っての通り僕は彼らと契約しているし、夏休み中、もしくは夏休み明けのどこかのタイミングで何か答えが得られると思っている」
「彼らはアルファタウリに、チームを前進させてくれるようなリーダーを据えたいと思っているだろう。そして僕は彼らと素晴らしい関係を築いているし、アルファタウリを前進させたいという思いがある。もちろんドライバーとしては常にベストなマシンで走りたいし、ベストなポジションで戦いたいし、そのことについては話し合っている。ただ、僕としては毎週末パフォーマンスを発揮して、自分のポテンシャルを見せることに集中することになる」
「(レッドブルが)今のペアで満足するか、それとも僕にステップアップを求めるかは彼ら次第だし、セルジオのパフォーマンスやアルファタウリの将来設計にもかかっている」
ガスリーは以前、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコと“ポジティブな話”ができたと語っていた。彼はその詳細こそ明かさなかったが、レッドブルとの話し合いがポジティブなものであると改めて話した。
「僕たちは色んなことを話し合っているけど、全体的にはポジティブだと思う」
「コミュニケーションが取れていて物事がうまくいっているのは良いことだけど、今はそれ以上のことは言えない。でも今後数週間の内に何らかのニュースがあることを期待している」
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