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アルファタウリ・ホンダ「最大限のポイントを獲るために、ふたりのドライバーとアグレッシブに戦う」

エミリア・ロマーニャGPの決勝レースに向け、アルファタウリ・ホンダのテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、積極的に戦い、ふたりのドライバーが揃ってポイントを獲得できるようにしたいと語った。

Pierre Gasly, AlphaTauri AT02

Pierre Gasly, AlphaTauri AT02

Charles Coates / Motorsport Images

 角田裕毅が予選Q1でクラッシュして20番手に終わったとは言え、F1エミリア・ロマーニャGPでアルファタウリ・ホンダが速さを見せている。

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 角田のチームメイトであるピエール・ガスリーは、予選Q3に進み5番グリッドを獲得。開幕戦バーレーンGPに続き、好位置からのスタートということになる。またクラッシュするまでの角田のペースは、ガスリーをも凌ぐモノだった。

 ガスリーの予選Q3でのタイムは、1分14秒790。これはポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)から、0.379秒しか離されていないモノだ。

「このコースは歴史的に見ても、その性質や1周の距離などのため、差が小さくなることが多い。とはいえ、ポールポジションとの差は、かなり小さかった」

 アルファタウリのテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンはそう語る。

「いくつかの部分はサーキット特有のことだろう。しかしここでは我々のマシンは、非常にうまく合わせ込めている」

「我々はここで非常に多くの作業を行なった。シェイクダウンもここで行ない、旧型マシンでテストをたくさんやった。しかも去年のレースでも、我々のマシンはここでうまくいった。基本的にここは我々がよく知っている場所であり、マシンはうまく機能している。マシンにも合っている」

「バーレーンでは、ロングランでもショートランでも、我々のマシンのパフォーマンスは先頭グループに近かった。昨年よりもね。そういう意味では、まだシーズンは始まったばかりだが、現時点では全体的に、昨年よりも競争力があるマシンを手にしているようだ」

 アルファタウリのポジションはどのあたりなのか? そう尋ねられたエギントンは「まだ分からない」としつつも、コンストラクターズランキング5位を狙うと語った。

「我々のポジションは、年末にお知らせするよ。最終的なコンストラクターズランキングが発表された時にね!」

 エギントンはそう戯けて語る。

「現在、我々は確かに中団グループの中にいる。フランツ(トスト/チーム代表)は、明確に語っている。我々の目標は、チャンピオンシップで5位になることだ。それが、我々が目指しているところだ」

「まだ話すのは時期尚早だ。しかし去年よりも高い競争力があるような気がする。我々は冬の間に、技術的な目標のほとんどを達成することができた。上位との差を埋め、マシンのパフォーマンスを向上させることを目標としていた。そして、より幅広いコンディションで機能するようにしたんだ」

「まだ旅の途中だ。ここに座り、その状況を眺めて、そしてそれがどうなっていくのか見ていく……そんな甘い考えを持っているわけではない。そういう状況にはないのだ。とはいえ、我々は現時点で一歩前進できてはいるようだ」

 そんな中で、ガスリーのパフォーマンスには感銘を受けたとエギントンは語った。

「本当に感動した。彼は素晴らしく成熟し、常にチームに溶け込んでいる。エンジニアたちの動きを理解しているし、優れたチームプレイヤーだ。良いフィードバックももたらしてくれるし、お互いのことを理解し合っている。その点は、本当に良いことだ。彼が100%のモノを提供してくれなかったことは一度もない。彼は我々にとっての財産であり、我々が前進する上で大いに役立っている」

「現時点では、彼が輝くためのプラットフォームを提供することができている。彼も、それを喜んでくれていると確信している」

「チームにオープンで正直で、マシンを最大限に活かすことができ、現時点では本当に素晴らしいドライビングをしている……そういう存在がいるということは、ユウキ(角田)にとっても良いことだと思う。ユウキににとって良いベンチマークになっているんだ」

「つまりまとめれば、私は現時点で、ピエールを称賛しているということだ。彼はパフォーマンスを発揮している。それは、非常に良いことだ」

 そのガスリーが5番手からスタートするエミリア・ロマーニャGPの決勝で必要なのは「ポイントだ!」とエギントンは笑いながら、そして真面目にそう語る。

「バーレーンではポイントを取り損ねた。我々はもっと多くのポイントを手にするべきだったが、それができなかった。ここではそれを手にしたいと思っている」

 エギントンはそう語る。

「ここではオーバーテイクするのが難しいけど、去年はいくつかの動きもあった。去年もここでは速かった。1台は4位だったが、もう1台は信頼性の問題のために完走できなかった。最後まで2台のマシンが走り切れるようにしたい。そしてユウキができる限りポジションを上げられるように、彼と共に積極的に、オーバーテイクをしていきたいと思う」

「それは、ここではとても難しいことだ。でも彼は、確実な方法でそれができると開幕戦で証明した。それは良いことだ」

「一方ピエールは、できるだけ多くのポイントを手にできるようにしていきたい。しかしこれまで見てきたように、僅かなミスが命取りになるコースでもある。つまり、バーチャル・セーフティカーが出る可能性もある。素晴らしいコースだが、ミスは命取りになるんだ」

「金曜日のロングランのペースを見れば、我々はかなり良さそうだ。ピエールが最大限のポイントを獲得し、ユウキがポジションを上げるためにどんなことができるのか、それを見てみよう。ユウキは間違いなく速かったから、オーバーテイクさえできれば、彼がポジションを上げることができると確信している」

「現時点では、我々がどんな戦略を考えているのか、それを言うことはできない。しかし、彼らふたりと共に、アグレッシブに取り組むつもりだ」

 

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