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角田裕毅、サウジ予選で好パフォーマンスも8番手止まり「少し複雑な気持ち」

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、8番手に終わったF1サウジアラビアGPの予選について、もっと良いポジションを得られたはずだとする一方で、多くのポジティブな部分があったと語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1サウジアラビアGPの予選でQ3に進出し、8番グリッドを獲得。この結果は自身にとって少し複雑だと、角田は語る。

 角田はサウジアラビアGPで初日から速さを発揮。予選前最後のセッションであるFP3でも4番手となっていた。

 そして迎えた予選では、Q1を10番手、Q2もミディアムタイヤを履きながら5番手で突破し、Q3には大きな期待がかかった。

 しかしそのQ3では8番手。オーストリアGPでの予選7番手という自己最高位を更新することはできなかった。

「今日はとても複雑な気持ちです」

 角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「予選Q1とQ2のパフォーマンスは素晴らしかったし、満足していると言えると思います。でもQ3最後のアタックではトラフィックが酷く、多くのタイムを失ってしまいました」

「明日、もっと良いグリッドからスタートすることもできたと思いますので、今は苛立たしく思っています」

 しかし角田は、マシンのパフォーマンスには自信を持っており、決勝ではポイント獲得を目指すと語った。

「でも今日は多くのポジティブなこともあります。特にミディアムタイヤで予選Q2を通過できたので、明日は周囲のマシンと同じタイヤを履いてスタートすることができます」

「走るのは本当に素晴らしいコースなので、レースを楽しみにしていますし、ポイントを獲得できることを願っています」

 
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