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テストレポート

角田裕毅、F1プレシーズンテストで総合2番手タイム! 首位フェルスタッペンでホンダPU勢ワンツー

2021年のF1プレシーズンテストの最終日が終了。総合トップタイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで、2番手にはアルファタウリ・ホンダの角田裕毅がつけた。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2021年F1プレシーズンテストの3日目(最終日)が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれた。トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手には角田裕毅(アルファタウリ)が入り、ホンダパワーユニット(PU)勢のワンツーで幕を下ろした。

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 わずか3日間の開催となった今季のプレシーズンテストもこれが最終日。午後の4時間のセッションでは、各車前半にみっちりとロングランをこなし、日が沈んだ後半から新品タイヤを次々投入して予選シミュレーションを行なっていった。

 アタック合戦となったセッション後半の“主役”は、間違いなくフェルスタッペンと角田のふたりだった。フェルスタッペンは今回のテストで初めて1分29秒台に突入したドライバーとなり、タイムシートの最上段に上がったが、角田はそれに応戦。セッション前半の2時間で60周近くを走るなどロングランに終始していた角田だったが、その後はC4タイヤを履き、一時トップにも躍り出た。

 その後フェルスタッペンが再びトップに立つも、角田がまたもそれを更新。セッション残り30分となったタイミングでは、角田が最も柔らかいC5タイヤ、フェルスタッペンがそれに次いで柔らかいC4タイヤを履いてアタックに出た。フェルスタッペンのタイムは1分28秒960、角田のタイムは1分29秒053。角田はわずか0.093秒届かなかったが、ホンダPUを搭載する2チームのドライバーが他の追随を許さないワンツー体制を築き、そのままチェッカーが振られた。

 フェラーリのカルロス・サインツJr.が、ホンダPU勢のふたりからコンマ5秒以上遅れて3番手。4番手にはキミ・ライコネン(アルファロメオ)が入った。昨年大苦戦したフェラーリPU勢だが、今回のテストでは上々の仕上がりに見える。

 5番手に入ったのが昨年王者、メルセデスのルイス・ハミルトン。初日はギヤボックストラブル、2日目はスピンに見舞われるなど、充実したテストを送れていないハミルトンだが、3日目もスピンを喫する場面が見られるなど少し苦しんでいるようにも見えた。チームメイトのバルテリ・ボッタスは新車W12について「リヤの挙動が機敏すぎる」マシンと評しており、現にハミルトンもしばしばリヤをスライドさせていた。メルセデスのテストでの苦戦を“三味線”と揶揄する声もあるが、少なくともマシンの不安定な挙動は改善の必要がありそうだ。

 6番手はウイリアムズのジョージ・ラッセルだった。午前・午後合わせて158周を走り、タイムも1分30秒117で6番手。例年のウイリアムズと比較すると、パフォーマンス面でも期待が持てるかもしれない。

 7番手以下はダニエル・リカルド(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と続き、ここまでが1分30秒台前半のタイムをマークした。

 ハース勢は、ニキータ・マゼピンが1分31秒531で総合14番手、ミック・シューマッハーが1分32秒053で15番手。周回数はふたり合わせて145周稼いでいるが、ベストタイムを見る限りは、他の9チームから一歩遅れているような印象もある。

 さらに心配なのが、アストンマーチン勢。午後の走行はセバスチャン・ベッテルが担当し、前半は精力的に周回を重ねていたが、後半はほとんどの時間をガレージで過ごした。チームによると、ブースト圧の低下が起こっていたようで、そのトラブルによりテストを一足早く切り上げざるを得なかった。

 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Netherlands マックス フェルスタッペン 64 1'28.960     219.010
2 Japan 角田 裕毅 91 1'29.053 0.093 0.093 218.782
3 Spain カルロス サインツ Jr. 79 1'29.611 0.651 0.558 217.419
4 Finland キミ ライコネン 166 1'29.766 0.806 0.155 217.044
5 United Kingdom ルイス ハミルトン 54 1'30.025 1.065 0.259 216.419

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