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2022年のF1マシン、ストレートはかなり速い? レッドブル「ダウンフォースがかなり効率的」

レッドブルのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェは、2022年のF1マシンはストレートでかなり速くなると考えているようだ。

Red Bull Racing RB18

写真:: Red Bull Content Pool

 2022年を戦うニューマシン『RB18』を発表したレッドブル。お披露目されたマシンはあくまでアップデートされたショーモデルであり、今もチームはバルセロナでのプレシーズンテストに向けて開発を進めている。

 とはいえ作業も大詰め段階。コース上でニューマシンがどんなパフォーマンスを発揮するのか、チームもある程度把握している。

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 テクニカルディレクターのピエール・ワシェは、2022年マシンの特徴として、ストレートでのパフォーマンスに注目しているようだ。

 従来のレギュレーションでは、ダウンフォースの大部分をウイングから得ていたマシンだが、レギュレーションが変わりグランドエフェクトのコンセプトに移行したことで、空気抵抗が大きく減少しているのだ。

 2022年のレギュレーションに対するアプローチについて、ワシェは次のように説明した。

「以前よりもグランド(フロア)から多くのダウンフォースを発生させることを、彼ら(FIA)は望んでいる。これまではグランドに加えて、主にフロントウイングやリヤウイング、ボディワークによってダウンフォースが生まれていたんだ」

「これはマシンの乗り心地やメカニカルグリップ、空気抵抗に影響を与えることは間違いないだろう」

「この世代のマシンのダウンフォースはかなり効率的だ。同じダウンフォースレベルで比べて、ストレートではかなり速くなるはずだ」

 レッドブルのチーフテクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューウェイは、チームが乗り越えなければならない変化は、この約40年間で最も大きいと考えている。

「非常に変わったプロセスだった」と彼は語った。

「ベンチュリカー(グランドエフェクトカー)が禁止され、フラットボトム規定が導入された1983年以来の大きなレギュレーション変更だ」

 ノーズがかなり長くなること、ホイールが18インチに変更されることも、大きな変化と言える。こうした変化に伴う知識不足も、チームにとっては大きな課題となる。

 チーフエンジニアのポール・モナガンは、次のように語った。

「ノーズボックスは確かに長くなった。かなりオーバーハングが大きくなるんだ」

「タイヤについては、市販車との関連性が高まった。市販車の大半は比較的大きなホイールを装着している。タイヤはかなりロープロファイルだ」

「ホイールが18インチになった分、クルマが重くなる。タイヤが全体的に大きくなったので、空力的な影響もかなりある」

「昨年のタイヤについてはそれなりに理解しているつもりだが、大きなタイヤの特性を理解するのは、新しい試みなんだ」

 
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