F1 日本GP

母国レースで入賞逃し悔しがる角田裕毅。タイヤ交換の好機逃し「そこのコミュニケーションは間違いなく僕の改善点」|F1日本GP

F1日本GPを13位で終えた角田裕毅は、母国のファンの前でポイントを獲得できなかったことを残念がった。

Jamie Klein

Jamie Klein

公開日時: 2022/10/09 11:53

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT03, Lance Stroll, Aston Martin AMR22

 鈴鹿サーキットで行なわれたF1日本GP。自身初の母国レースを迎えた角田裕毅(アルファタウリ)は、一時は入賞圏内を走行しながらも13位フィニッシュに終わった。

 13番グリッドからスタートした角田は、スタート直後に発生したクラッシュなどに乗じてポジションを上げ、2周目に赤旗中断が宣言された時には9番手を走行していた。

 入賞の期待がかかる中でレース再開を迎えた角田だったが、再開直後にウエットタイヤからインターミディエイトタイヤに交換したセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)の戦略が的中。その後に他のドライバーと同じタイミングでインターミディエイトに交換した角田は、2台の先行を許してしまった。

 レース終盤に再度タイヤを交換し16番手に落ちた角田は、フレッシュタイヤでオーバーテイクを連発し13位でフィニッシュ。しかし母国のファンの前でポイントを獲得できなかったことに悔しさをにじませた。

「(赤旗からのレース再開時に)9番手からスタートしたことを考えると、本当に残念です」

 motorsport.comに対し、角田はそう語った。

「インターミディエイトタイヤに苦労するということは分かっていましたが、あんなに苦労するとは思っていませんでしたし、結局(もう一度)タイヤを交換することになりました」

「日本のファンの皆さんの前でポイントを獲得できなかったことは残念ですし、そこが一番です。来年はもっと強くなって戻ってきます」

 レース終盤、フレッシュタイヤに交換した角田はライバルを1周あたり5秒前後上回るペースで走り、ミック・シューマッハー(ハース)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)らを次々交わしていった。結果的に10位のランド・ノリス(マクラーレン)とのギャップは4.817秒であり、もしタイヤ交換の判断がもう少し早ければ、ポイントにも届いていたのではないかと思わせる走りだった。

 この点について角田は、チームとより良いコミュニケーションを取る必要があったとして、コミュニケーションを今後の課題に挙げた。

「正直、またピットに入らなければいけないとは思っていませんでした」と角田は言う。

「もしそれを分かっていたなら、間違いなく僕たちはもっと早くピットインしていたはずです。そういうコミュニケーションは間違いなく僕が学ばないといけないところのひとつです。今後に向けて改善していかないといけません」

 また角田は、雨の中9万4000人ものファンが鈴鹿に詰めかけたことを喜んだ。

「9万4000人というのはすごい数字ですし、これでもCOVIDの関係で多少制限がある訳です。雨の中でこれだけ多くのファンの皆さんに集まっていただいたことは本当に嬉しいですし、日本のF1ドライバーとして誇りに思います」

「ポイント圏内でフィニッシュできなかったことは残念ですが、この3日間の応援に感謝しています。たくさんの力をもらいましたし、だからこそ良いパフォーマンスを発揮できました。来年はもっと強くなって戻ってきますし、引き続き頑張ります」

 

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ホンダPUがF1連覇達成! ホンダ・レーシング渡辺康治社長「フェルスタッペン選手、連覇おめでとう!」

次の記事 「水溜りに乗ってしまって……」1周目リタイアのサインツJr.、視界ほぼゼロの苦しい状況を説明

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jamie Klein



TOM’S参戦終了も、SFライツが窮地に陥るわけではない? FRJとの共生は十分可能|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

SFライツ

SFライツ 26 日前

TOM’S参戦終了も、SFライツが窮地に陥るわけではない? FRJとの共生は十分可能|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーGT

スーパーGT

第5戦:鈴鹿

2 ヵ月前

来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 3 ヵ月前

雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

More from

角田 裕毅



ハース、オコンとの契約を今季限りで延長せず……後任候補と目される5人のドライバー。平川亮、角田裕毅の可能性はあるのか?

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 ヵ月前

ハース、オコンとの契約を今季限りで延長せず……後任候補と目される5人のドライバー。平川亮、角田裕毅の可能性はあるのか?



ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 ヵ月前

ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」



人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」

F1

F1

スペインGP

1 ヵ月前

人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」

最新ニュース



これぞベテランの味! 巧みなトラフィック処理で首位堅守、3度目王座手繰り寄せた山本尚貴「ここ数年はうまく走れずもがいていたが、努力が実った」

スーパーGT

SGT スーパーGT

第3戦・第8戦もてぎ

15 分前

これぞベテランの味! 巧みなトラフィック処理で首位堅守、3度目王座手繰り寄せた山本尚貴「ここ数年はうまく走れずもがいていたが、努力が実った」



Moto3カタールGP決勝|アルマンサ、独走逃げ切りで勝利! 山中琉聖が9位フィニッシュ

Moto3

MOT3 Moto3

カタール

27 分前

Moto3カタールGP決勝|アルマンサ、独走逃げ切りで勝利! 山中琉聖が9位フィニッシュ



最強au TOM’S、敗れる。前人未到の4連覇はならず……山下健太、ホンダ・プレリュードの速さに危機感「このままじゃ全く勝負にならない」

スーパーGT

SGT スーパーGT

第3戦・第8戦もてぎ

1 時間前

最強au TOM’S、敗れる。前人未到の4連覇はならず……山下健太、ホンダ・プレリュードの速さに危機感「このままじゃ全く勝負にならない」



スプリント転倒のバニャイヤ、右足骨折の手術へ「カタールは僕にとって今シーズン最高の週末のひとつだった」

MotoGP

MGP MotoGP

カタールGP

2 時間前

スプリント転倒のバニャイヤ、右足骨折の手術へ「カタールは僕にとって今シーズン最高の週末のひとつだった」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録