予選レポート

F1 イタリアGP

跳ね馬が母国で踊る! ルクレールがポール獲得。フェルスタッペン2番手もグリッド降格|F1第16戦イタリアGP

F1第16戦イタリアGPの予選セッションが行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

滑川 寛

編集: 2022/09/10 15:49

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Charles Leclerc, Ferrari F1-75

 F1カレンダー屈指のロングストレートを持つモンツァ・サーキットを舞台にF1第16戦イタリアGPが行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

 グランプリ初日から天候に恵まれ、気温27度、路面温度は38度というコンディションの中、現地時間16時00分に予選Q1が開始された。

 なお、今回はパワーユニット(PU)交換によるペナルティが相次いでいる。20人中9名がグリッド降格ペナルティを科され、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)のグリッド最後尾が決まっている。

 Q1の1回目の計測では、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップ。チームメイトのカルロス・サインツJr.が2番手に続き、3番手にはレッドブル勢を上回りジョージ・ラッセル(メルセデス)が食い込んだ。

 アルピーヌ勢やアルファロメオ勢、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、それらの集団からアタックのタイミングをずらし、残り8分を切ったところから1回目の計測を敢行。角田、そして体調不良のアレクサンダー・アルボンに代わり参戦のニック・デ・フリーズ(ウイリアムズ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)らも続けて2回目の計測に出ていった。

 そのアタックでフェルスタッペンはタイムを上げ、1分20秒922でタイムシートのトップに。角田は1分22秒020で6番手に食い込んだ。

 Q1の残り時間が少なくなると、角田を除き脱落の可能性がある5番手以下のドライバーが計測を再開。当落線上にいた周冠宇(アルファロメオ)やガスリーはトップ10圏内に飛び込んだ。

 デ・フリーズは最終アタックの際に計測したタイムがトラックリミット違反により抹消となったものの、それまでに出していたタイムで15番手に踏み留まる。自身初の予選でチームメイトのニコラス・ラティフィを0.020秒上回り、Q2進出を果たしてみせた。

 16番手ラティフィ以下アストンマーチン勢とハース勢がここで敗退となった。

 トップ10入りを決める15分間の予選Q2は、静かな出だしに。残り12分というところで、角田を除く14台が続々とコースに姿を現した。フェラーリ勢やレッドブル勢などは1回目のアタックでユーズドタイヤを使用したものの、サインツJr.が1分20秒878でトップに立ち、ルクレールが0.330秒差で続いてフェラーリがワンツー。サーキットに詰めかけた”ティフォシ”からは大きな歓声が上がった。

 残り2分を前に、トップ4と角田を除くドライバーが一斉にピットアウト。角田はコックピットに座っていたもののガレージを出ることはなく、ここでセッションをひと足早く終えていた。

 Q2のチェッカーが振られ、フェラーリ勢とレッドブル勢にメルセデス勢とマクラーレン勢が続く形に。9番手にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ガスリーが10番手に滑り込み、Q3進出を果たした。トップのサインツJr.から9番手のアロンソまでが0.983秒、エステバン・オコン(アルピーヌ)は0.068秒差でQ2敗退とタイムが接近したセッションになった。

 オコン以下ここで敗退となったのは、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、デ・フリーズ、周、角田だった。

 ポールポジションを決めるQ3もゆっくりとした出だしとなったが、残り10分というところで一斉に各ドライバーがコースイン。新品タイヤが1セットしかないマクラーレン勢やガスリー、最後尾が決まっているハミルトンがユーズドタイヤを1回目の計測に使用した。

 サインツJr.はここでも速さを見せ、1分20秒584でタイムシートのトップに立つ。ルクレールが2番手に続き、フェルスタッペンはセクター1でタイムを失っていたもののサインツJr.から0.275秒落ちの3番手となった。

 各ドライバーはアタックを終えると一度ガレージに戻り、残り2分を目安に新品タイヤへ履き替えて最終アタックに出た。サインツJr.がまず1分20秒429で自身のトップタイムを更新するも、それをルクレールが1分20秒161で塗り替えていく。フェルスタッペンもセクター2で全体ベストを記録しながら迫るもルクレールには0.145秒届かず、ルクレールのポールポジションが決定した。ルクレールのポールポジションは、フランスGP以来今季8回目ということになる。

 予選Q3はルクレール、フェルスタッペン、サインツJr.、ペレス、ハミルトン、ラッセル、ランド・ノリス、ダニエル・リカルド(共にマクラーレン)、ガスリー、アロンソという結果だったが、多くがグリッド降格ペナルティを受けるため、決勝グリッドは以下の通りになる。

 トップ10の決勝グリッドでは、ルクレールのポールは不動だが、フロントロウにはラッセル。2列目にはノリスとフェルスタッペン、3列目にリカルドとガスリー、4列目にアロンソとデ・フリーズ、5列目には周とペレスが並ぶ。グリッド最後尾が決まっているドライバーは予選順位によってグリッドが確定するため、サインツJr.、ハミルトン、角田の順で後方に並ぶことになる。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1イタリア予選速報:ルクレールがポールポジション獲得! 角田裕毅は15番手

次の記事 角田裕毅、グリッド最後尾降格も予選で力強い走り。決勝に意気込み「簡単ではないと思うが、何が起きるか分からない」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 10 ヵ月前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」

F1

F1 F1

スペインGP

11 分前

僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」



ノリスの“最高傑作”が出た? 最速ではないはずのマクラーレンで鮮烈なPP。ステラ代表「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛

F1

F1 F1

スペインGP

52 分前

ノリスの“最高傑作”が出た? 最速ではないはずのマクラーレンで鮮烈なPP。ステラ代表「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛



宮田莉朋、FIA F2参戦3年目で待望の初勝利。夏休み活用し苦戦していた予選を改善「力強いパフォーマンスが戻ってきた」

FIA F2

F2 FIA F2

マドリッド

2 時間前

宮田莉朋、FIA F2参戦3年目で待望の初勝利。夏休み活用し苦戦していた予選を改善「力強いパフォーマンスが戻ってきた」



アストンマーティン・ホンダ、スペインGPも2台Q1敗退。ストロールは冷却系データに異常

F1

F1 F1

スペインGP

3 時間前

アストンマーティン・ホンダ、スペインGPも2台Q1敗退。ストロールは冷却系データに異常

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録