F1日本GP直前!〜角田裕毅にエール〜|戦友であり親友。笹原右京&大湯都史樹「楽しんで」「日本の美味しいイタリアン連れてくよ!」
F1ドライバーとして初めての日本GPを迎える角田裕毅へのエールを、彼と関係の深い人物からもらう本企画。SRS時代、そしてF4時代に共に切磋琢磨した笹原右京と大湯都史樹に話を聞いた。
写真:: Motorsport.com / Japan
開幕まで間もなくとなった2022年のF1日本GP。日本人ドライバーの角田裕毅が迎える初めての母国GPとあって、その注目も日に日に高まっている。
そんな角田と縁の深い人物にインタビューする本企画。前回はSRS(鈴鹿サーキット・レーシングスクール/現ホンダ・レーシングスクール鈴鹿)時代に校長として角田を見出した中嶋悟のインタビューをお届けしたが、今回はそのSRS-F(フォーミュラ)で角田と同期であり、FIA-F4でもチームメイトだった笹原右京と大湯都史樹に話を聞いた。
現在はスーパーGTで16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTのドライバーとしてチームメイト同士の笹原と大湯。第7戦オートポリスの予選後に5分ほど時間をもらい、まずはピット前でカメラを向けて「『角田裕毅がんばれ!』といったイメージでポーズをお願いします」と少々雑なお願いをすると、センターに角田がいることをイメージして『よしよしポーズ』を取ってくれた。
以下がそのインタビュー。半分以上が本筋から脱線してしまったことをお許しいただきたい。
——自分の“友人”がF1に出場するというのはなかなかない経験だと思いますが、何か思うところなどありますか?
笹原:「思うところ……ふたりとも1回は『代わりに乗せて』と思ってるんじゃないかな(笑)」
大湯:「代わりに乗ったら裕毅より俺たちの方が速いのになあ〜。あんなちんちくりんだったのが、今やねぇ〜。最近ちょっと垢抜けちゃって、彼女もできて……」
——F1ドライバーとして母国GPに臨むというプレッシャーの大きさは相当なものでしょうね
大湯:「相当なプレッシャーがかかって、それが一線を超えた時はド緊張しちゃうタイプだと思います。でも普段は基本的に図太いというか。基本的にはメンタル強いです。並大抵なプレッシャーには負けないと思います」
——角田選手は先日アルファタウリへの残留も発表されましたが、おふたりは普段角田選手とF1に関して話をすることはありますか?
笹原:「あんまりしないです」
大湯:「(角田が日本に)帰ってきた時に話をしたりしますけど、基本的にレースの話はしませんね」
——F1日本GPに臨む角田選手に、ぜひエールをお願いします
笹原:「鈴鹿はF1ではないにしても、一番多く走ったサーキットだと思いますし、日本はご飯も美味しいですから、普通に気持ち良く走ってくれれば良いんじゃないですかね。速さという部分は普通にあると思うので、楽しんでもらえればと思います。ド緊張しちゃったらどうなるか分かりませんが……(笑)」
大湯:「(イタリアに)めちゃめちゃ美味しいイタリアンがあるんだよ、って自慢してくるんですよ。ピザがどうのこうの……いやいや、日本も美味しいところあるから。日本でまだ紹介していない店があるので紹介したいです。角田裕毅の舌はね〜昔から」
笹原:「舌はダメ(笑)怪しい(笑)」
大湯:「そう、怪しいので日本の美味しいイタリアンに連れて行こうと思います」
笹原:「まず裕毅は店選びからセンスがないからね(笑)」
大湯:「美味しいピザを食べさせます。そしたら驚愕するぞと。昔から本当、店選び下手だよね。どこだっけ、オートポリスの近くだっけ?」
笹原:「F4の時に『うなぎ食べたい』というので、(角田が選んだ)オートポリスの近くのうなぎ屋に行ったら……やばかったです」
大湯:「各地のサーキットで美味しいもの食べたいのに、彼はすごいところ見つけてくるんですよ」
「美味しいイタリアンに連れて行く」がエールかどうかは別として、古くからの付き合いである3人らしいエピソードが飛び出したインタビューであった。
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