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”準備は整った”角田裕毅、F1で勝負の2年目。そして鈴鹿へ……「日本のファンの前で走るのが僕の夢」

角田裕毅が、アルファタウリの2022年マシンAT03の発表に際してコメント。「鈴鹿でF1を走らせるのが夢」だと語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri

写真:: AlphaTauri

 アルファタウリの角田裕毅が、新車AT03の発表に際してコメント。今年こそ鈴鹿で走りたいと語った。

 昨シーズンF1デビューを果たした角田は、今年が2年目。真価が問われる1年ということになる。

「レースに戻れるのを、本当に楽しみにしています」

 角田はそうコメントした。

「1年前よりも、自分がしなければならないことをよく理解していると思います。うまくやるための準備の仕方も理解していますし、自分の弱点も分かっています。昨年から経験を積み重ねてきましたし、準備するために懸命に取り組んできました」

「昨年は、思いがけないことが起きた時、その状況に対応するために、十分なスピードで適応することができませんでした。そのため、多くのレースで苦労しました。でも最終戦アブダビでは4位で完走したので、その勢いを新シーズンに持ち込みたいと思います。昨年よりも、プレッシャーは感じていますが、それは良いプレッシャーです。トレーニングする時のモチベーションになっています」

 角田はすでにシミュレータでAT03を走らせており、ダウンフォースのレベルは低くなっているものの、良い印象を抱いているという。

「チームはまだ、風洞実験のデータを、シミュレータに適応させている途中ですから、完全な仕様ではありません。でも、昨年のアブダビテストで走らせたマシンと同じようなフィーリングです」

 角田はシミュレータで走らせたAT03の印象についてそう語る。

「ダウンフォースのレベルは、明らかに昨年よりも低いです。いくつかのコーナーでそれを感じることができました。でも全体的にはシミュレータで良い印象を受けているので、バルセロナでのシェイクダウンで、マシンがコース上でどう動くのかを見たいと思います」

 なお角田は、今季から導入される18インチタイヤには好印象を抱いているようだ。

「マシンは基本的にとてもシャープになったように感じます。動きは鋭くなりますし、ロングランでは13インチのタイヤとは大きく異なるフィーリングになると思います」

「僕は前にも、同じ感覚を経験しています。F2でレースをした時、同じ18インチタイヤを履きました。その時と同じ違いを感じました」

「F2での経験を活かせると思います。でも、今年変わるのはタイヤだけではありません。新しいマシンが導入されることで、学ぶこと、そして適応するために多くの変化があるということになります」

 ホンダは昨シーズン限りでF1活動を終了。今季はHRC(ホンダ・レーシング)としてレッドブルおよびアルファタウリのパワーユニットをサポートするものの、昨年までとはその関わり方は異なる。角田はホンダのこれまでのサポートに報いるため、最善を尽くすと語った。

「僕のキャリアを通じて、ホンダのサポートを受けてきたということはとても重要なことです。ホンダがいなければ得られなかった多くのチャンスがあり、多くのことを学ばせてもらいました。僕には、ホンダとレッドブルに大きな恩があります。皆さんのサポートにパフォーマンスで報いるため、最善を尽くしたいと思います」

「これまで一緒に働いていた人たちがいないのは寂しいですが、信頼性が高く、パワフルなPUから恩恵を受けることができると確信しています」

「それから、パドックでのホンダのホスピタリティが恋しいです。そこで美味しい、日本の朝食を楽しむことができなくなってしまいますからね。1日をスタートさせ、モチベーションを奮い立たせる、ルーティーンの一部だったんです」

 そして昨年は開催できなかった鈴鹿サーキットでの日本GPを、今年こそ戦いたいと角田は語る。

「鈴鹿は本当に楽しみです。鈴鹿でドライブするのは、特別なモノになると思います。日本のファンの前でF1マシンをドライブするのは、ずっと僕の夢でした。そしてそこで特別なリザルトを手にできれば、本当に素晴らしいことになると思います」

「まずは、昨年よりも全体的なパフォーマンスを向上させることに集中したいと思います。準備は整ったと感じていますよ」

 
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