F1 プレシーズンテストinバーレーン
F1新車”雑感”解説2023「アルファタウリAT04」テスト開始直前にシェイクダウン画像公開。フロントサスなど、レッドブルを踏襲か?
アルファタウリの2023年用マシン『AT04』。ついにその姿が明らかになった。そのマシンをよく見ていくと、フロントサスペンションなど、レッドブルに似た部分が多いのが分かる。
田中 健一
編集: 2023/02/23 9:44
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アルファタウリのニューマシン『AT04』の姿も、ようやく明らかになった。フロントサスペンションは、レッドブルに似たレイアウトになった。
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アルファタウリは2月14日に、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでフィルミングデーを活用したシェイクダウンを行なった。その際の映像や写真はなかなか公開されなかったが、バーレーンでのプレシーズンテスト直前になってようやく公開され、そしてバーレーンで走り始めた。その姿をようやく目にすることができたわけだ。
そのマシンを見ると、発表会の時に配布されたレンダリング画像とも、昨年マシンとも大きく異なる部分がある。カラーリングの印象ももちろん大きく変わったが、それ以上に注目すべきはフロントサスペンションのレイアウトだろう。
昨年マシン『AT03』のフロントサスペンションを見ると、アッパーウイッシュボーンの前脚と後脚の高さが揃っていた。しかしAT04を見ると、前脚の方が高い位置でモノコックに繋がれ、後脚はより低い位置でモノコックに接続している。これは、レッドブルが昨年マシンの『RB18』で投入し、今季の『RB19』にも踏襲したモノ。アストンマーチンも今季マシン『AMR23』に採用している。
これは空力効果を向上させるためという側面もあるだろうが、マシンの挙動を制御するという点で、レッドブルが大きな効果を上げたことを評価したということもあるだろう。
ただレッドブルと異なるのは、アルファタウリはAT04にプッシュロッドを採用したという点。レッドブルはプルロッドを使っているのだ。この違いが、非常に興味深い。なおリヤサスペンションは、レッドブル・テクノロジー製のモノを使っている。
ノーズの形状も大きく変わり、細くなっている印象がある。また、サイドポンツーンに関しては、上面はダウンウォッシュ型ながら、レッドブル同様下部にアンダーカットがきつく入れられており、この部分でも共通点が見られる。
またサイドポンツーンの上、エンジンカウル部分に段差がつけられているのも、レッドブルと似ている。
全体的な印象は、レッドブルと大きく異なる印象のアルファタウリAT04。しかし細部を見ていくと、レッドブルRB19と似た部分が数多くある。パフォーマンスも同じように、優れた部分があるのだろうか? 今回のテストから注目である。
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