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昨年圧勝のレッドブル。今季はフェラーリとメルセデスが脅威に? フェルスタッペン「昨年だって、支配的だと感じたことはほとんどなかったんだ……」

2023年用ニューマシンRB19を発表したレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、15勝を挙げた昨年ですら圧勝だと感じておらず、23年はより厳しい戦いになるだろうと考えている。

Max Verstappen, Red Bull Racing, Sergio Perez, Red Bull Racing, Daniel Ricciardo, Red Bull Racing

写真:: Red Bull Content Pool

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスは、2023年シーズンはフェラーリとメルセデスが、昨年以上に脅威になるだろうと語った。

 レッドブルは2023年型のニューマシンRB19をニューヨークで発表した。しかしこの公開されたマシンは2022年型RB18と酷似しており、今月末に行なわれるバーレーンでの合同テスト、そして開幕戦までに間に、大きく姿を変えてくることが予想される。それよりも、フォードとの提供の方に主眼が置かれた、そんな発表イベントであった。

 このイベントに登場したフェルスタッペンは、フェラーリが昨年以上に脅威になると考えているようだ。

「フェラーリがどうなるか、今喋るのは難しいね。彼らがどんな風にマシンを改善してくるのか、僕には全く理解できないから。時間が経てば、分かると思うけどね」

 そうフェルスタッペンは語った。

「でも彼らは素晴らしいチームだ。チームの中では、素晴らしい人がたくさん働いている。もちろん、上層部には変化があった。でもそれ以前の段階で既にマシンの方向性は決まっていたと思うし、マシンとエンジンの両方を改善しようとしていたと思う」

「彼らは、その道を歩み続けるはずだ。だから彼らは、間違いなく強力な競争相手になるだろう」

 昨年、15勝を挙げるなど圧倒的な強さでシーズンを席巻したフェルスタッペン。しかし、絶対的な強さがあると感じたことはなかったと語る。そしてメルセデスも復活し、三つ巴の戦いになることを覚悟していると語った。

「F1を良くするために、多くの人たちが常に接近戦が繰り広げられることを望んでいると思う。しかし実際には、昨年の段階でかなり勢力図は接近していたと思う」

 そうフェルスタッペンは言う。

「でも昨年はチームとして、他のチームよりも多くのことをうまく出来たと思う。そのため、ポイント差が非常に大きかったと思う。週末を支配できたと思えたのは、2〜3レース程度だった。それ以外は、圧倒的に強いなんて感じたことはなかったんだ。もちろん、チームとしてもっとうまくやれたことがあると思う。予選では、ほとんどのレースで最速のマシンじゃなかったからね」

 チームメイトのペレスは、フェラーリも強くなるだろうが、メルセデスの方が手強いかもしれないと考えている。

「年末にかけて、メルセデスが競争力をつけていたのは間違いないと思う。彼らはとても強くなるだろうね。また、フェラーリからもプレッシャーをかけられるだろうね。シーズンを通じて、戦いは非常に激しくなると思う」

「そして中団チームのうち、3チームも力をつけてくると思う。だから今年は間違いなく、昨年よりも厳しい戦いになると思う」

 なおレッドブルには大きな懸念がある。彼らは2021年の予算制限を違反してしまったため、空力開発が10%削減されることになっているのだ。そもそも昨年王者であるレッドブルは、7位のアストンマーチンに対して70%しか空力開発できないことになっているが、それがさらに10%削減……つまり63%になるわけだ。

「ファクトリーの人たちのことを、僕は信頼している。ペナルティがあっても、素晴らしい仕事ができるってことを、僕は知っている。そして僕らにとっても最も重要なのは、全力を出し、競争力をつけるということだと思う」

「僕らが使える時間がゼロというわけじゃない。違いを生むことができる時間は、まだたくさんある。その時間で何をしようとするのか、もう少し考えなければいけない。でも正しい方向性にあり、クルマの何を改善したいのかをよく理解していれば、大きな問題になることはないと思う」

 なおフェルスタッペンは、昨年序盤に苦しんだマシンの重量に関する問題に再度苦しむようなことがないようにしたいとも語った。

「昨年の主な原因のひとつは、マシンの重量だったということは分かっている。マシンが重すぎたんだ。もちろん今年の目標は、同じことを繰り返さないということであり、その点は修正されるはずだと確信している」

「他にも、取り組みたいことはたくさんある。それが正確に何であるかということについては、あまり詳しく説明することができないけどね」

「でもそれは、僕が自分自身に対してやろうとしていることと同じだと思う。常に自分自身に目を向け、何が改善できるかと考えているんだ。それが難しい仕事になることもあるけど、毎年より強くなって戻って来られるよう努めている」

「それは結局のところ、マシンに対するアプローチと同じだと思う」

 
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