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F1
明暗分かれた“優勝請負人”のキャリア……フェラーリに移籍したチャンピオン経験者たち
名門フェラーリのドライバーとなり、マラネロにタイトルを持ち帰る……それは多くのF1ドライバーが夢見ることのひとつである。今回はドライバーズタイトルを獲得後、フェラーリへと移籍した6人のドライバーのキャリアを振り返る。
編集: 2024/02/02 2:49
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F1界きっての名門チームであるフェラーリ。F1ドライバーであれば、誰もが一度は跳ね馬のマシンをドライブすることを夢見ると言っても過言ではない。
1950年から始まったF1世界選手権の歴史の中で、ドライバーズチャンピオンを獲得した後にフェラーリへと新たに加入し、シーズンを戦ったドライバーは6人。先日ルイス・ハミルトンが2025年からフェラーリに加入することが発表されたが、彼は7人目となる。今回はそんな“優勝請負人”として活躍を期待されたドライバーたちのフェラーリでのキャリアをフォトギャラリー形式で振り返っていく。
1.ジュゼッペ・ファリーナ



3
フェラーリ在籍年:1952年〜1955年
フェラーリでの成績:ドライバーズタイトル0回、優勝1回
F1世界選手権の記念すべき第1戦目のウイナー、そして初代チャンピオンとして知られるファリーナ。彼はアルファロメオの撤退に伴い1952年にフェラーリに移籍。1952年、1953年はチームメイトのアルベルト・アスカリに及ばず、それぞれランキング2位、3位に終わった。その後はスポット参戦をするにとどまり、1955年をもってF1から引退した。
2.ファン-マヌエル・ファンジオ



3
フェラーリ在籍年:1956年
フェラーリでの成績:ドライバーズタイトル1回、優勝3回
1954年、1955年とメルセデスで2年連続チャンピオンを獲得していたファンジオは、メルセデスの撤退により翌1956年にフェラーリに移籍した。ランチア・フェラーリD50をドライブしたファンジオは見事チャンピオンを獲得し、3連覇を達成。翌年は古巣マセラティに復帰し、4連覇を成し遂げた。
3.アラン・プロスト



3
フェラーリ在籍年:1990〜1991年
フェラーリでの成績:ドライバーズタイトル0回、優勝5回
1989年にマクラーレンで3度目のタイトルを獲得したプロストだが、チームメイトのアイルトン・セナとの確執は修復不可能なレベルに達していた。そんなプロストは翌1990年シーズン、カーナンバー1を手土産にフェラーリに移籍し、セナと激しいタイトル争いを演じたが、結果はセナに軍配。“セナプロ対決”は2年続けて日本GPでの接触という形で決着した。1991年は一転して未勝利に終わり、チームとの関係も悪化。シーズン終了を待たずに離脱した。プロストはその後1年の休養を挟み、1993年にウイリアムズで4度目のタイトルを獲得して引退した。
4.ミハエル・シューマッハー






6
フェラーリ在籍年:1996年〜2006年
フェラーリでの成績:ドライバーズタイトル5回、優勝72回
フェラーリに11シーズン在籍し、5度のタイトルをもたらしたシューマッハーは、跳ね馬で最も成功を収めたドライバーと言えるだろう。ベネトンで2年連続チャンピオン(1994〜1995年)を獲得した後、1996年にフェラーリに移籍。名門再建を託された。翌1997年には早くもタイトル争いを展開するも、あと一歩のところで届かないシーズンが続いたが、2000年についに戴冠。フェラーリに21年ぶりのドライバーズタイトルをもたらした。その後はチームと共に一時代を築き、2004年まで5年連続ダブルタイトル獲得という偉業を成し遂げた。
5.フェルナンド・アロンソ



3
フェラーリ在籍年:2010年〜2014年
フェラーリでの成績:ドライバーズタイトル0回、優勝11回
2005年、2006年とルノーと共にワールドチャンピオンに輝き、シューマッハーに引導を渡したアロンソは、2010年にフェラーリに加入した。開幕戦バーレーンGPで優勝を飾るなど幸先の良いスタートを切ったアロンソだったが、当時最強のパッケージだったレッドブル&セバスチャン・ベッテルのコンビに幾度となく阻まれた。2010年、2012年は最終戦までタイトル争いがもつれたが、いずれもベッテルに敗れ、僅差のランキング2位となっている。フェラーリ離脱後、アロンソはマクラーレンで苦しいシーズンを過ごし、2018年を最後に一度はF1から離れたが、2021年に復帰を果たした。
6.セバスチャン・ベッテル




4
フェラーリ在籍年:2015年〜2020年
フェラーリでの成績:ドライバーズタイトル0回、優勝14回
F1における数々の最年少記録を塗り替え、レッドブルでF1史上3人目の4連覇を成し遂げたベッテルは、同郷のスターであるシューマッハーと同じシナリオを描くことを夢見て、2015年にフェラーリに移籍した。フェラーリ1年目で挙げた3勝という記録は、奇しくもシューマッハーが挙げた記録と同数だった。2017年にはメルセデスのルイス・ハミルトンを脅かす存在となるが、終盤のシンガポールGPでの同士討ちや日本GPでのトラブルが響き、戴冠はならず。2018年も前半戦こそ好調だったものの、母国ドイツGPでの自滅を機にハミルトンに流れを奪われてしまった。
2019年には新鋭シャルル・ルクレールがチームに加入し、いきなり速さを見せたため、チーム内での立場も微妙なものとなってしまった。そして2020年シーズンを最後にフェラーリを離脱。アストンマーティンに移籍して2022年にF1キャリアを終えた。
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