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タイヤトラブルのドラマはいらない! F1、2021年はダウンフォース10%削減

F1のチーフテクニカルオフィサーであるパット・シモンズは、2021年はタイヤを守るためにダウンフォースを削減するというFIAの動きを支持している。

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 with a puncture on his front tyre

写真:: motosport.com

 F1第4戦イギリスGPの決勝レース終盤には、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(共にメルセデス)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)の3人が相次いでタイヤトラブルに見舞われた。ボッタスとサインツJr.はピットストップする必要があったが、ハミルトンがトラブルに見舞われたのは最終ラップ……なんとかそのまま走り切り、勝利を収めることができた。

 この問題を受けて、FIAは2021年のダウンフォースレベルをさらに下げることを決定した。2021年も今年と同じタイヤが使われる予定であり、タイヤへの負荷が増大するのを防ぐためだ。

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 5月の段階でフロアのレギュレーションが変更され、ダウンフォース量を5%削減することは決まっていたが、さらに3つのエアロ変更が合意された。すでにレギュレーションを変更する期限は過ぎているが、FIAは安全性の観点から今回の変更を押し通すことができた。先の変更と合わせて、ダウンフォース量は10%の削減となるという。

「我々の最大の関心事は良いレースにすることであり、良いレースをするためには安全性を確保することが必要だと思う」

 そう語ったのは、F1のチーフテクニカルオフィサーであるパット・シモンズだ。

「だから今回の変更は、我々が全面的に関わってきた。非常に現実的なものだと思う」

「シルバーストーンでの出来事は非常にドラマチックなものだったかもしれないが、タイヤの面でドラマチックなレースをしたいとは思わない。ドラマチックなレースを提供できる要素は、他にもたくさんあるんだ」

 FIAは安全面を理由に変更を行なったが、シングルシーター部門の技術責任者であるニコラス・トンバジスは、ピレリは2019年のタイヤを3シーズン使用するとは予想していなかったため、ピレリに責任を負わせるべきではないと述べた。

「安全性というのが、タイヤ自体の安全性を意味するものではないことを強調しておきたい」と彼は語った。

「クルマとタイヤはお互いに作用するひとつのユニットなんだ。来年は3年連続で同じタイヤを使用する予定だが、これはもちろん新型コロナウイルスの危機と、現在のレーススケジュールが非常に厳しいために、新しいマシンでのテストは不可能になってしまったからだ」

「その間、各F1チームの空力部門はマシンの競争力を高め、ダウンフォースを見つけるために懸命に働いている」

「それが我々の介入した理由だ。来年のマシンのダウンフォースは今年よりもわずかに低くなるだろうが、開発を経て、大幅なダウンフォース減にはならないと信じている」

「それゆえ、今年よりは少し安全になるだろう」

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