フェルスタッペン母国戦を前に、F1の同僚達が“オレンジスモーク”控えるようファンに呼びかけ
F1は36年ぶりとなるオランダGP開催を迎えるが、一部のF1ドライバーはマックス・フェルスタッペンのファンに対し、オレンジ色のスモークを炊くことを控えるように呼びかけている。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1第13戦オランダGPが9月3日から開幕する。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の母国戦でもある今回のレースだが、何人かのF1ドライバーたちは彼のファンに対して発煙筒の使用を控えるように呼びかけた。
オランダGPが開催されるのは1985年以来、36年ぶり。フェルスタッペンにとっては初の母国戦だ。彼のファンは“オレンジ軍団”とも呼ばれるほど熱狂的で、多くのサーキットで多数のファンがオレンジ色のシャツを身にまとって応援する姿は、一種の定番風景ともなってきた。
そしてフェルスタッペンの母国戦を迎えるということもあり、サーキット周辺にはフェルスタッペンを応援する旗が並んでおり、母国ドライバーへの期待が見て取れる。
ただミック・シューマッハー(ハース)を始めとする何人かのドライバーは、ファンに人気があるものの“非常に臭う”オレンジ色のスモークについて、使用を減らすように呼びかけるなど盛り上がり過ぎには注意を促している。
シューマッハーは次のようにスモーク問題について述べている。
「誰もがこのイベントを楽しみにしている。素晴らしいサポートを受けているよ」
「ただ僕が言っておきたいのは、発煙筒の数が少なくなればいいな、ということだ。スパではトラックの中にも煙が来ていたからね」
「かなり臭うし、コックピットにも残ってしまうんだ」
「だから皆には、(発煙筒の使用は)最小限に控えてくれると嬉しい」
Fans
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
会見でシューマッハーと同席したエステバン・オコン(アルピーヌ)も「レース全体で1コーナーが見えなかった」と、スモークがコースにまで入ってきて妨げになっていたことがあると指摘している。
ただオコンはオランダの街の歓迎は素晴らしいものだとも語っている。
「(サーキットに)到着すると、皆から歓迎を受けた。その水曜日夜、そして木曜日にはトラックアクションは無いのに、周囲から得られた歓迎は素晴らしいものだった」
「温かい歓迎を実際に体験するのと、街全体がどれほど熱狂するのかを目にするのが待ちきれない」
「考えてみると、F1が来ると街は本当に変わる。特にここオランダはトップクラスだ」
またアストンマーチンのセバスチャン・ベッテルもそれとなく発煙筒について言及しているが、「“オレンジ”を大いに味わうだろう」と語るに留めた。
ダニエル・リカルド(マクラーレン)はそうしたベッテルのコメントを受けて、さらに次のようにコメントしている。
「オランダのファンの人たちは、いつも楽しい時間を過ごしている」
「セブが『オレンジを味わう』と言っていたけど、彼が何を言っているのか完全に理解したよ」
「発煙筒でトラックがスモークに覆われることが多いと感じている」
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