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F1の次世代パワーユニット導入は2025年に。”パワフルで魅力的”なパワーユニットを目指す

F1は次世代パワーユニットの投入を1年前倒しし、2025年に”パワフルで魅力的”な新パワーユニット導入を目指すという。

The cars queued in the pit lane

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 2月11日(木)に行なわれたF1コミッションの会議で、F1運営陣やFIA、各チームが話し合った結果、次世代パワーユニット(PU)規則への移行に向けた行動計画が合意された。

 この会議では満場一致で、当初の予定より1年早い、2022年からのPU開発凍結を決定した。合わせて2026年から導入される予定だった次世代PUも、導入が1年前倒しされることになった。

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 次世代PUは、ターボエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたモノになることが明らかになっているが、詳細なコンセプトの決定はより高度なワーキンググループで議論・評価されることになる。

 このワーキンググループには、現在F1に参戦しているPUマニュファクチャラーや燃料サプライヤーに加え、F1に参入する可能性もある”潜在的な”マニュファクチャラーも参加することになる。

 次世代PUの具体的な詳細が整理されるまでは時間がかかるかもしれないが、F1チームとF1運営陣は次世代PUが満たすべき重要な原則について合意している。

 それは以下の通りだ。

1. 環境に対する持続可能性、社会や自動車との関連性
2. 完全に持続可能な燃料の使用
3. パワフルで感情に訴えるパワーユニットの製造
4. 大幅なコスト削減の達成
5. 新たなマニュファクチャラーにとって魅力的なパワーユニットにする

 感情に訴える(emotive)PUを求める声は、魅力的な音や迫力に欠けるという現行PUへの批判を踏まえたものだ。

 現行PUは、2013年まで使用されていた自然吸気V8エンジンよりもはるかに静かであるだけでなく、トルク特性を最大化するために回転数が大幅に下がっており、音や迫力といった面での魅力を残っている。

 PUの排気音を大きくする方法としては、回転数のリミットを上げて燃料流量を増やした上、開発コストが高く複雑で、排気音の大部分を消す役割を果たすMGU-Hを廃止することが考えられる。

 現行PUの開発は2022年から凍結されるが、特定のマニュファクチャラーが他マニュファクチャラーと比べてパフォーマンス面で遅れを取ってしまった場合の、パフォーマンスを平準化されるための枠組みはまだ決まっていない。

 F1から撤退するホンダのプロジェクトを引き継ぎ、F1参戦を続けることを検討しているレッドブルにとって、2022年からの開発凍結は朗報だ。一方レッドブルは昨年、PUのパワーバランスを平準化するための取り組みについて言及していたが、この問題が真剣に検討されたことはなかったと考えられており、各マニュファクチャラーは2022年の開幕から使用するPUの開発に注力することになるだろう。

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