F1ゲーム制作のコードマスターズ、テイクツー社が買収へ
F1公式ゲームの制作を手がけるコードマスターズは、アメリカのビデオゲーム販売会社であるテイクツー・インタラクティブから、総額9億7300万ドル(約1020億円)での買収の提案を受けている。
F1の公式ゲームなどを手がけるイギリスのソフトウエア企業コードマスターズは、アメリカのビデオゲーム企業であるテイクツー・インタラクティブから、買収の提案を受けていることが明らかになった。
テイクツーは、自社のブランド”2K”と”ロックスター・ゲームズ”で、全米プロバスケットボール(NBA)やPGAゴルフの公式ゲームを発売しており、買収が実現すれば、このラインアップにF1公式ゲームが加わることになる。
コードマスターズは1986年に設立された、イギリスで最も古いビデオゲーム制作スタジオのひとつ。同社の評価を高めるに当たって、モータースポーツゲームの存在は、重要な役割を果たしてきた。実際、2009年からはF1公式ゲームの開発を手掛け、その他にもGridシリーズやDiRTシリーズなど、数々のモータースポーツ関連ゲームをリリースしている。
そのコードマスターズには先週金曜日、1株485ペンスでの買収オファーを、テイクツー社から受け取ったようだ。コードマスターズの取締役会は、これを受け入れる方向で進めていくことになると見られている。
テイクツー・インタラクティブは、今回の件について次のように声明を発表している。
「テイクツーは、テイクツーとコードマスターズというふたつの世界レベルのエンターテイメント企業をまとめ、テイクツーの傘下である2Kパブリッシング・レーベルと、レースのジャンルを得意とするコードマスターズの間に、補完的な適合性があることを信じている」
「さらにテイクツーは、テイクツーが持つ世界的な流通ネットワークの活用、そして2Kのライブオペレーション、分析、製品開発、ブランドとパフォーマンスのマーケティングを含むコア運用の専門知識を活かすことで、コードマスターズのパフォーマンスにメリットをもたらすことができると信じている」
テイクツーによる9億7300万ドル(約1020億円)の買収計画が明らかにされると、コードマスターズの株価は上昇。8.6%値上がりし、470ペンスとなった。テイクツーの株価も同時期に約3%値上がりしている。
なおイギリスの法律により、買収計画を進めるためには、12月4日までに買収することを決定する必要がある。
コードマスターズは最近、2023年から世界ラリー選手権(WRC)の公式ゲームを制作する契約を締結した。
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