予選レポート
FIA F2 Monza
F2モンツァ予選:角田裕毅、わずか0.030秒の差でポール逃す。アイロットがPP
FIA F2第8戦モンツァの予選が行なわれ、カラム・アイロットがポールポジションを獲得した。
戎井健一郎
編集: 2020/09/04 16:43
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FIA F2第8戦の予選がイタリアのモンツァ・サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのはカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)で、角田裕毅(カーリン)は僅差の2番手だった。
前戦スパのレース1で優勝を飾り、ランキング3番手に浮上した角田。角田にとってモンツァは昨年FIA F3で初優勝を挙げた相性の良いサーキットだが、彼はフリー走行でもトップタイムをマークするなど、期待が高まる中で30分間の予選がスタートしていった。
セッションが始まると、角田を先頭に各車がコースインしていった。角田はまず1分32秒943というタイムをマークするが、彼のすぐ後ろにつけていたクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)が1分32秒296でそれを更新した。角田はその後、ミック・シューマッハー(プレマ)、ロイ・ニッサニー(トライデント)に上回られてしまい、4番手に。そしてレッドブル育成のライバルで、今回がF2で2戦目のユーリ・ヴィップス(DAMS)にも上回られ、5番手となった。
各車はクールダウンラップを挟み、そのまま2回目のアタックを行なうが、上位10台がコンマ3秒差以内という大接戦となった。まずシューマッハーが1分32秒277をマークしてトップに。角田も1分32秒443にタイムを更新するが、チームメイトのユアン・ダルバラ(カーリン)、ニキータ・マゼピン(ハイテック)、ダニエル・ティクトゥム(DAMS)に上回られてしまい、6番手となった。松下信治(MPモータースポーツ)は2回目のアタックで1分32秒480を記録し、8番手までポジションを上げた。
その後各車はピットに戻り、2セット目のタイヤに交換すると、セッション残り10分となるタイミングでなだれ込むようにコースに向かっていった。今回はティクトゥムが集団の先頭だ。
角田は1分31秒959をマークし、トップに浮上。ルカ・ギオット(ハイテック)、ルンガーも好タイムを記録するが、角田には届かなかった。しかし、アイロットが1分31秒929を叩き出し、0.030秒角田を上回りトップに立った。
セッションも佳境となり、各車いよいよ最後のアタックに向かう……というタイミングで、シューマッハーがアスカリシケインでクラッシュ。F1のフリー走行でのマックス・フェルスタッペンを彷彿とさせるスピンで、ウォールにヒットした。これでセッションは約2分を残して赤旗中断となり、ほどなくしてセッションが再開されない旨が通達された。
これでアイロットは今季4度目のレース1ポールポジションとなった。角田はわずか0.030秒の差でポールポジションと4ポイントを失ったが、明日のレース1に向けて好位置につけた。3番手はギオット、4番手はルンガーで、午前中にはウイリアムズからF1のフリー走行に出走したニッサニーが自己ベストの5番手につけた。
そんな中、ポイントリーダーのロバート・シュバルツマン(プレマ)が16番手と下位に沈んだのは、角田にとって好都合か。松下は13番手、佐藤万璃音(トライデント)は14番手だった。
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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph 1 カラム アイロット
ユニ-ヴィルトゥオーシ 10 1'31.929 226.857 2
角田 裕毅
カーリン 11 1'31.959 0.030 0.030 226.783 3
ルカ ギオット
ハイテック 10 1'32.127 0.198 0.168 226.370 4
クリスチャン ルンガー
ARTグランプリ 11 1'32.200 0.271 0.073 226.190 5
ロイ ニッサニー
トライデント 10 1'32.226 0.297 0.026 226.127 6
ニキータ マゼピン
ハイテック 11 1'32.267 0.338 0.041 226.026 7
ミック シューマッハー
プレマ 10 1'32.277 0.348 0.010 226.002 8
ユアン ダルバラ
カーリン 10 1'32.308 0.379 0.031 225.926 9
ルイ デレトラ
チャロウズ 10 1'32.342 0.413 0.034 225.843 10
ダニエル ティクトゥム
DAMS 11 1'32.373 0.444 0.031 225.767 フルリザルトを見る
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