レースレポート
FIA F2 Monza
荒れたレースをダルバラ制す。岩佐歩夢は粘りの走りで3位表彰台|F2第13戦モンツァ
FIA F2ラウンド13のレース2が行なわれ、プレマのユアン・ダルバラが優勝を飾った。DAMSの岩佐歩夢は3位表彰台を獲得した。
公開日時: 2022/09/11 9:55
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

モンツァ・サーキットで行なわれているFIA F2のラウンド13。フィーチャーレースのレース2を制したのはユアン・ダルバラ(プレマ)だった。
前日に行なわれたレース1では、フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)のタイトルが決定した。他のドライバーにとっては、アブダビでの2レースを含めた残り3レースは少しでもランキングを上げるための戦いとなる。
予選でポールポジションを獲得したのはジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)。フロントロウの2番グリッドにはリアム・ローソン(カーリン)がつけた。レース1では原因不明のペースダウンに悩まされて16位に終わった岩佐歩夢(DAMS)は7番グリッド、佐藤万璃音(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は14番グリッドからのスタートだ。
30周のレースはスタート直後から大荒れとなった。フォーメーションラップの発進からぎこちなかったドゥーハンは、レーススタートの蹴り出しも悪くポジションダウン。ローソンが首位に立った。そして第1シケインの立ち上がりでは、ショートカットからコースに復帰したラルフ・ボシュング(カンポス)がテオ・プルシェール(ARTグランプリ)と接触。ルカ・ギオット(DAMS)も巻き込んでの多重クラッシュとなり、セーフティカー(SC)が出された。
中団に飲まれていたドゥーハンは、第2シケインへのブレーキングでダルバラと接触し、ローガン・サージェント(カーリン)を巻き込む形でオーバーラン。ランキング3番手、4番手につけるサージェントとドゥーハンは共にリタイアとなり、この時点で6台(出走できなかったチャロウズのタチアナ・カルデロンも含めると7台)が戦列を離れることとなった。
ローソン、ドルゴビッチ、マーカス・アームストロング(ハイテック)、リチャード・フェルシュホー(トライデント)、岩佐というオーダーで6周目にレースが再開した。
しかし7周目にはカラン・ウイリアムズ(トライデント)がアスカリシケインでクラッシュ。2度目のセーフティカーとなった。このタイミングでタイヤ交換の義務を消化しようと、アームストロング、岩佐、ダルバラらがピットに駆け込んだ。ローソンはその1周後にピットインしたものの、既にSCランで隊列が詰まっていたため、コースに合流した時には下位まで落ちてしまった。
ウイリアムズのマシンを回収するために一旦赤旗が出され、その後ローリングスタートで11周目にレースが再開した。ステイアウトを選択したフェルシュホー、佐藤が先頭を走り、そこにダルバラ、岩佐、アームストロング、フレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)らが続いた。
岩佐はペースが上がらず、アームストロングとベスティに続けてオーバーテイクを許した。レース1と同じ展開になってしまうのかと思われたが、その後は徐々にペースを回復してエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ)以下を抑えていった。アームストロングがピットイン時のラインカットとスピード違反でストップ&ゴーペナルティを受けると、岩佐はピットインを済ませたドライバーの中ではダルバラ、ベスティに次ぐポジションとなった。
21周目に佐藤、残り5周でフェルシュホーがピットインすると、首位はダルバラに。ダルバラは一時ベスティに迫られるシーンもあったものの、その後は十分なマージンを築いてトップチェッカー。ここ数ラウンドでは苦戦が続いていたが、今季初勝利を手にした。
2位ベスティに続いて3位でフィニッシュしたのは岩佐。後続を引き連れる状態になりながらも、最後までポジションを守り切って今季6度目、フィーチャーレースでは4度目となる表彰台を獲得した。佐藤は結果的に12位でフィニッシュ。完走14台の稀に見るサバイバルレースだった。
アブダビでの最終ラウンドを前にして、岩佐は129ポイントでランキング4番手に浮上した。同3番手のサージェントに6ポイント差と、さらなる順位アップも望めるが、一方でランキング10番手のユーリ・ヴィップス(ハイテック)までの点差も20点しかなく、まだまだ気が抜けない状況と言える。
Read Also:
- レースリタイアもタイトル獲得……今季F2王者ドルゴビッチ、”予想外”の展開も「この瞬間を子どもの時から夢見ていた」
- レース1でドルゴビッチの2022年王者が決定。優勝ヴィップス、日本勢は入賞逃す|F2第13戦モンツァ
- F2オランダ、SC解除時のリスタートで多重クラッシュ発生。ドライバーたち苦言「一度加速した後、突然減速した」
- もつれにもつれたタイトル争いは赤旗終了で混乱。アルピーヌ育成のマルタンスが王者に|F3最終戦モンツァ
- 連載|FIA F2はこうやって走らせる! 理論派F1候補生、岩佐歩夢のステアリング解説:ボタン編
順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph ポイント 1 ユアン ダルバラ
プレマ 30 - 25 2
フレデリック ベスティ
ARTグランプリ 30 1.9 1.900 1.900 18 3
岩佐 歩夢
DAMS 30 5.7 5.700 3.800 15 フルリザルトを見る
















あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 レース1でドルゴビッチの2022年王者が決定。優勝ヴィップス、日本勢は入賞逃す|F2第13戦モンツァ
次の記事 岩佐歩夢、無念の失格! レース後の車検で規定違反発覚…3位表彰台が水の泡に|F2モンツァ・フィーチャーレース
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
最新ニュース

Moto2サンマリノ予選|日本人ライダー、Q1突破ならず! ポールポジションはセナ・アジアス
Moto2
MOT2 Moto2
サンマリノ
27 分前
Moto2サンマリノ予選|日本人ライダー、Q1突破ならず! ポールポジションはセナ・アジアス

マクラーレン、スペインGP最大の問題はグレイニング? ピアストリ「タイヤマネジメントは悪夢だった」
F1
F1 F1
スペインGP
52 分前
マクラーレン、スペインGP最大の問題はグレイニング? ピアストリ「タイヤマネジメントは悪夢だった」

アントネッリが最速で、ルクレールが2番手。ハミルトンのクラッシュで異例の中断! 角田裕毅は15番手も中団グループは大混戦|F1スペインGP FP3
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
アントネッリが最速で、ルクレールが2番手。ハミルトンのクラッシュで異例の中断! 角田裕毅は15番手も中団グループは大混戦|F1スペインGP FP3

Moto3サンマリノ予選|山中琉聖、Q1突破から12番手。アルマンサがポールポジション獲得
Moto3
MOT3 Moto3
サンマリノ
1 時間前
Moto3サンマリノ予選|山中琉聖、Q1突破から12番手。アルマンサがポールポジション獲得
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録