レースレポート

FIA F2 ジェッダ

F2ジェッダ:ローソンがレース1優勝。岩佐歩夢は粘りの走りで7位、佐藤万璃音10位

F2第2戦ジェッダのレース1が行なわれ、リアム・ローソン(カーリン)が優勝を果たした。

公開日時: 2022/03/26 13:46

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Ayumu Iwasa, Dams, Liam Lawson, Carlin

 FIA F2選手権の第2ラウンド、ジェッダのレース1が行なわれ、リアム・ローソン(カーリン)が優勝した。

 バーレーンでの開幕戦から1週間、第2戦は高速市街地コースであるジェッダが舞台だ。ピットイン義務がない20周のレース1は、予選上位10台がリバースグリッドに並ぶ。

 予選では3番手だったジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)のタイム抹消を含め、多くのグリッド降格ペナルティが出た結果、レース1のポールポジションは昨季F3王者のデニス・ハウガー(プレマ)。ジェイク・ヒューズ(VAR)、カラン・ウイリアムズ(トライデント)というトップ3となった。

 開幕戦バーレーンでオーバーテイクショーを演じ、注目を集めた岩佐歩夢(DAMS)は4番手。佐藤万璃音(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は12番手からのスタートだ。

 ハウガーが完璧なスタートを決めてホールショットを奪った一方、ヒューズは蹴り出しが遅れ、岩佐が3番手に浮上した。しかし、ヒューズは攻めのソフトタイヤ選択。ミディアムタイヤを履く岩佐は、無理にディフェンスをせずに4番手に戻った。

 すると、2周目にアマリー・コルディール(VAR)がクラッシュを喫したことでセーフティカー(SC)が出動。コルディールは自らの足でメディカルセンターに向かったが、怪我などはなかったようだ。

 レース再開は7周目。岩佐はヒューズの真後ろに詰まる形で加速が鈍り、ローソンに交わされ5番手に後退した。後方では、加速する前の最終コーナーでローガン・サージェント(カーリン)にドゥーハンが追突してしまい、再度SCが出された。

 各車に対しピットレーンを通るように指示が出され、トップのハウガーはこれに従いピットレーンへ。しかしクラッシュ現場がピットレーン入り口付近だったこともあって、すでにピットレーンはクローズされており、2番手ウイリアムズ以下のマシンはピットレーンを通過せず。これでハウガーは12番手まで後退した上、10秒のストップ&ゴーペナルティを科されてしまい、完全に入賞圏内から脱落してしまった。

 ほとんどレースができぬまま周回が重ねられ、2度目のリスタートは14周目。残りは6周の超スプリントレースとなった。

 ソフトタイヤを履く2番手ヒューズは、この絶好機を逃さずカラン・ウイリアムズ(トライデント)をリスタートでオーバーテイク。これに乗じて、ローソンもウイリアムズをパスすることに成功した。

 一方、4番手の岩佐はペースが上がらず、後続のマシンが次々と襲いかかる。ユーリ・ヴィップス(ハイテック)に交わされ5番手に後退すると、フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)からも激しいプレッシャーを受けた。

 16周目にDRSが使用可能になると、ペースが上がらない岩佐はさらにポジションを落としていった。トップのヒューズもソフトタイヤの性能が低下してきたか、ローソンの接近を許し、あっさりと首位の座を明け渡してしまった。

 19周目、6番手を走っていたマーカス・アームストロング(ハイテック)がスピン。これでバーチャル・セーフティカーが出されたが、トップがファイナルラップに入る直前にこれは解除された。

 最後は3.1秒のリードを築いたローソンがトップチェッカー。開幕から3レース連続の表彰台獲得で、ポイントリーダーとなった。2位には、最後のメインストレートでヒューズを抜き去ったヴィップスが入った。

 岩佐はファイナルラップで自己ベストタイムを記録。苦しい中でも何とか後続を抑え、7位でレースを終えた。佐藤はスタート直後にひとつポジションを下げたが、最終的に10位でレースを終えている。

 

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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph ポイント 1 New Zealand リアム ローソン United Kingdom カーリン 20 -         2 Estonia Jüri Vips United Kingdom ハイテック 20 3.100 3.100 3.100     3 United Kingdom ジェイク ヒューズ Van Amersfoort Racing 20 3.200 3.200 0.100     4 Brazil フェリペ ドルゴビッチ Netherlands MPモータースポーツ 20 4.800 4.800 1.600     5 Australia カラン ウイリアムズ Italy トライデント 20 6.200 6.200 1.400     6 Netherlands リチャード フェルシュホー Italy トライデント 20 12.100 12.100 5.900     7 Ayumu Iwasa Japan DAMS 20 13.500 13.500 1.400     8 Switzerland ラルフ ボシュング Spain カンポス 20 14.400 14.400 0.900     9 India ユアン ダルバラ Italy プレマ 20 15.200 15.200 0.800     10 Japan 佐藤 万璃音 Virtuosi Racing 20 16.000 16.000 0.800     フルリザルトを見る

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