FIA F2
岩佐歩夢、今季初のポールポジション獲得でみなぎる自信「晴れでも雨でも、良いパフォーマンスを出せる」
FIA F2のメルボルン戦予選でポールポジションを獲得した岩佐歩夢が、F2の公式会見に出席。ドライでもウエットでも良いパフォーマンスを発揮できるはずだと語り、大いに自信を持っていることを周囲に示した。
編集: 2023/03/31 12:10
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FIA F2の第3ラウンド・メルボルン戦の予選で、DAMSの岩佐歩夢がポールポジションを獲得した。岩佐は、雨の中最適なタイミングでアタックを行なったことで、今季初のポールポジションを獲得した格好だが、曰く雨であろうが晴れであろうが、自分たちのパフォーマンスには差が出ることはないという。
F1オーストラリアGPのフリー走行2回目のセッション中、舞台であるアルバート・パーク・サーキットは降雨に見舞われた。その雨はセッション後も続き、30分後に予定されていたFIA F2の予選もウエットコンディションでスタート。開始当初はコース上の水の量が多く、マシンの後方にはウォータースクリーンが舞い上がった。また、アクアプレーニング現象に見舞われるマシンも少なくなかった。
しかし雨はすでに上がっていたため、セッションが進むにつれて路面コンディションは改善。早々に2セット目のタイヤに履き替えた岩佐は、着実にポジションを上げ、そしてついにはトップに立った。セッション残り時間は数分……各車ともあと1回のアタックが可能で、最後の1周に結果の全てがかかっていると思われた。
そんな中、ARTグランプリのヴィクトー・マルタンスがクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、その後走行が再開されないことが確定したため、岩佐の今季初のポールポジション獲得が決まった。
その岩佐は予選後の公式記者会見で、土曜日と日曜日のレースに向けた自信を感じされた。
「最初は大変でしたよ。アクアプレーニングですぐにはプッシュできませんでしたし、ウォームアップする際にもスピードを出せなくて苦労しました」
岩佐は予選をそう振り返る。
「でもタイヤの温度が上がってくるとプッシュできるようになりましたし、マシンのフィーリングもとても良かったです。とてもポジティブなセッションでしたけど、本当に難しかったです」
「タイヤのグリップや路面の状況などにより、フィーリングはどんどん良くなっていきました。最初のタイヤの終盤で、改善できなくなっているなと感じ始めたので、タイヤを交換するためにピットに入りました。すごく良いタイミングだったと思います」
「その2セット目のタイヤは、ウォームアップがかなり良くなりました。温度を上げるために、自分1人で限界までプッシュできたからです。本当に良かったと思います」
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岩佐は日曜日のフィーチャーレースを、先頭からスタートする。ただ今週末はずっと不安定な天候に見舞われる可能性があるという予報も出ている。
フィーチャーレースは雨の方がいいか? それとも晴れの方が良いかと尋ねられた岩佐は、次のように語る。
「正直、今朝のドライコンディションでも調子は良かったです。だから、ドライとウエットでパフォーマンス差が出るとは、あまり感じていません。ドライでも、良い走りができると思いますよ」
「もしウエットコンディションなら、先頭からスタートするので視界はいいと思います。そうすると、有利ですよね。それは他のドライバーと比べて、かなり有利になると思います。とはいえ、現時点ではコンディションについてはあまり気にしていません」
赤旗終了でポールポジションを確定させた岩佐だが、別のインタビューでは、赤旗終了ではなかったとしても、次のラップでさらにタイムを縮めることができたはずだと語っており、今回絶対的な自信を持っていることを感じさせる。
なおアルバート・パーク・サーキットを走るのは、岩佐にとってはこれが初めて。コースの印象について岩佐は、次のように語っている。
「すごいコースですね。FPや予選で感じたのは、1周で全てをまとめるのが本当に難しいということです。すごくテクニカルですし、マシンとしてもドライバーとしても、パフォーマンスを向上させるのは本当に難しいです」
「でもそのことで、レースの週末がより楽しくなりました」
岩佐はポールポジションを獲得したことで、ボーナスポイントの2ポイントを加算。これで現時点で、ラルフ・ボシュング(カンポス)と同ポイントでドライバーズランキングの最上段につけている。
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