レースレポート
FIA F3 Barcelona
F3バルセロナ:岩佐歩夢、波乱のレース2を生き残り7位初入賞。優勝はコールドウェル
FIA F3開幕戦バルセロナのレース2はプレマのオリー・コールドウェルが優勝した。岩佐歩夢は7位で初入賞となった。
編集: 2021/05/08 16:07
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2021年FIA F3開幕ラウンドのレース2がスペインのカタルニア・サーキットで行なわれた。波乱のレースで優勝したのはオリー・コールドウェル(プレマ)だった。
同日午前に行なわれたレース1では、ARTグランプリのアレクサンダー・スモリャルが優勝。レース2はレース1の結果を基に上位12台がリバースグリッドとなるため、レース1で12位だったエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ)がポールポジション、同11位だったダービッド・シューマッハー(トライデント)が2番グリッドに並んだ。岩佐歩夢(ハイテック)は14番グリッドからのスタートだ。
スタートではフィッティパルディ、シューマッハー、マッテオ・ナニーニ(HWA)が順当にポジションをキープした。そんな中ターン2ではスモリャルとローガン・サージェント(チャロウズ)が絡んでコースオフ。レース1のウィナーと昨年のタイトルコンテンダーが早々にリタイアとなり、セーフティカーが出動した。
レースは5周目から再開された。岩佐はこの時点で10番手までアップしており、カイオ・コレット(MPモータースポーツ)に交わされて11番手に落ちたものの、チームメイトのジャック・クロフォードには一度前に出られた後に抜き返すなど、粘りのレースを展開した。
トップ争いに目を転じると、上位6台はほぼ団子状態。12周目のターン1ではシューマッハーがフィッティパルディを交わしてトップに立ったが、ふたりの激しい争いはその後も続いた。
レースが動いたのは15周目。シューマッハーとフィッティパルディがターン1で並び、両者は並走する形でターン2に向かったが、イン側にいたフィッティパルディが縁石に乗った影響でアウトに膨らみ、シューマッハーをコース外に弾き出す形となってしまった。シューマッハーはそのままリタイア。フィッティパルディは走行を続けたものの、ダメージの影響からか程なくしてストップした。
この事故の影響で2度目のセーフティカーが出動し、残り5周でリスタートとなった。トップとなったナニーニはデニス・ハウガー(プレマ)の追撃を受ける形となり、ふたりは残り2周のターン1で対峙した。しかし結果はまたも接触。ナニーニのマシンは後ろを向いてしまい、それに道を塞がれたハウガーはフロントウイングを壊してしまった。
これで一躍トップに立ったのは、7番手スタートのコールドウェル。いささかラッキーな形ではあったが、そのままトップチェッカーを受けてFIA F3初優勝を成し遂げた。2位にはヴィクトル・マルタンス(MPモータースポーツ)、3位にはフレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)が入った。ただ、マルタンスはファイナルラップのターン2でコースを外れた際に正規の退避ルートを走らずにコースに復帰しており、何らかのペナルティが科される可能性もある。
岩佐は上位陣が接触で次々脱落する波乱のレースを生き残り、7位でフィニッシュ。30人の若手ドライバーがひしめくFIA F3において、参戦2レース目で初のポイント獲得に成功した。また、2019年のF2事故での大怪我からカムバックを果たしたファン・マヌエル・コレア(ARTグランプリ)も、10位で1ポイントを獲得した。
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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph ポイント 1 オリー コールドウェル
プレマ 22 - 15 2
Victor Martins
MPモータースポーツ 22 0.900 0.900 0.900 12 3
フレデリック ベスティ
ARTグランプリ 22 2.800 2.800 1.900 10 4
クレメント ノバラク
トライデント 22 3.700 3.700 0.900 8 5 Caio Collet
MPモータースポーツ 22 3.900 3.900 0.200 6 6
Jonny Edgar
カーリン 22 4.500 4.500 0.600 5 7 Ayumu Iwasa
ハイテック 22 5.000 5.000 0.500 4 8
ジャック ドゥーハン
トライデント 22 5.500 5.500 0.500 3 9 Jak Crawford
ハイテック 22 5.800 5.800 0.300 2 10
ファン-マヌエル コレア
ARTグランプリ 22 6.400 6.400 0.600 1 フルリザルトを見る
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