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レッドブルのアドバンテージ消滅? フェラーリ、リヤウイング開発で「不利が無視できる程度になった」

フェラーリは、マシン開発によりレッドブルのトップスピードの優位性を無視できるほどになったと信じている。

Jonathan Noble

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編集: 2022/07/17 10:08

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Charles Leclerc, Ferrari F1-75, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

 今季チャンピオンシップを争うフェラーリとレッドブルは、ラップタイムはほぼ差がないものの、まったく異なる特性のマシンで2022年のシーズンをスタートさせた。

 フェラーリは低中速コーナーに強く、レッドブルはストレートと高速コーナーで明確なアドバンテージを持っていた。

 しかしシーズンが進み、両チームがライバルに対抗するためにマシンに手を加えるにつれて、その顕著な特性は収束してきた。オーストリアGPのストレートでは、フェラーリがレッドブルに匹敵する速さを見せている。

 フェラーリは、シャルル・ルクレールがカナダGPで初めて使用した新しいリヤウイングが、レッドブルのトップスピードの優位性を払拭する決定的な一歩になったと信じている。特にDRSがオープンになっているときにその効果は大きいようだ。

 両チームのパフォーマンスバランスが変わったかと訊かれたフェラーリ代表のマッティア・ビノットは、motorsport.comに次のように答えた。

「直線のスピード、特にDRSゾーンでは、間違いなくレッドブルに比べて不利だった。DRSのパワーに関しては、我々はかなり努力した。だから、カナダでシャルルに最初に導入した新しいリヤウイングを、イギリスから2台のマシンに装着しているんだ」

「そしてその新しいリヤウイングによって、スピードの面では単純に差を縮めることができたと思う。彼らにはまだ若干のアドバンテージはあると思うが、ごくわずか、もしくは無視できる程度だ」

 空気抵抗の少ないリヤウイングにシフトしたことにより、フェラーリは強みを犠牲にすることなく、タイヤのデグラデーションに対処することができた。

Charles Leclerc, Ferrari, Carlos Sainz, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari, Carlos Sainz, Ferrari

Photo by: Ferrari

 ビノットは、トラクションの面ではフェラーリとレッドブルを隔てるものは何もないと考えている。しかし、ルクレールとカルロス・サインツJr.の方が、マシンが持っていると思われるグリップのアドバンテージを活かすことができると彼は考えている。

「パワーリミテッド(のコーナー)では、我々はとても接近している。グリップリミテッドのコーナーでは、差をつけることができるんだ」

「(オーストリアで)我々が速かったのは、クルマだけでなく、ふたりのドライバーがカーバランス、カーセットアップ、タイヤの理解、タイヤ管理、コース上でのドライビングの面で素晴らしい週末を過ごしたからだと思う」

 フェラーリの新しいリヤウイングは、レッドブルがこれまでアドバンテージを持つミディアムダウンフォースのコースで最高のパフォーマンスを発揮することを目的としている。

 フェラーリのレースオペレーションマネージャーであるクラウディオ・アルベルティーニは、このウイングについて次のように語っている。

「マイアミやオーストラリア、そういったサーキットで使っていたものと同じような平均的なレベルのダウンフォースだ」

「だから我々はダウンフォースレベルを維持したまま、より効率的なリヤウイングにするために取り組んできた」

「開発においては、レースをしているときに気づくこともある。他のチームと比べてどうなのか、どこを改善すればいいのかがわかるんだ」

「例えばトップスピードは改善の余地がある分野だとわかったので、そのために効率を改善したんだ」

 

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