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岩佐歩夢、粘りの走りで4位入賞。優勝はベスティ|F2ジェッダ戦フィーチャーレース

2023年のFIA F2選手権の第2ラウンド・ジェッダ戦のフィーチャーレースが行なわれ、DAMSの岩佐歩夢が粘りの走りを見せて4位フィニッシュ。優勝はフレデリック・ベスティ(プレマ)だった。

Ayumu Iwasa, DAMS

写真:: FIA Formula 2

 FIA F2の第2ラウンド・ジェッダ戦のフィーチャーレース(レース2)が行なわれ、フレデリック・ベスティ(プレマ)が優勝した。岩佐歩夢(DAMS)はペース面で苦しんだが、粘りの走りを見せて4位。貴重な12ポイントを持ち帰った。

 予選順位通りのグリッドでスタートが切られるF2のフィーチャーレース。ただ、予選3番手のテオ・プルシェール(ARTグランプリ)は、スプリントレースでの接触により5グリッド降格のペナルティを受け、8番グリッドからのスタートとなった。またこのフィーチャーレースでは、タイヤ交換が義務化されている。

 スタートでは、2番グリッドのオリバー・ベアマン(プレマ)が抜群の蹴り出しで首位に立ち、ポールポジションのヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)は2番手に落ちた。また5番グリッドからスタートした岩佐歩夢(DAMS)は、フレデリック・ベスティ(プレマ)に先行されて6番手にポジションを落とした。

 2周目に入ったところで、後方を走っていたアマウリー・コルディール(ヴィルトゥオーシ)とブラッド・ベナヴィデス(PHMレーシングbyチャロウズ)が接触。ベナヴィデスがコース脇にマシンを止めたことで、バーチャル・セーフティカーが宣言された。

 レースが再開された時、ベアマンはマルタンスに対するリードを拡大。盤石の体制を築いたように見えた。

 6番手を走る岩佐は、タイヤが厳しいのか「早くピットに入った方がいいかもしれない」と無線で訴える。

 その無線の通り、ジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ)やベスティ、岩佐が6周を走り切ったところでピットに入り、アンダーカットを狙う。

 その他のトップグループのマシンも、7周を走り切ったところでピットへ。ベアマンは実質的な首位の座をキープした。

 スーパーソフトタイヤを履いてスタートしたマシンが全車ピットインを済ませると、ミディアムタイヤでスタートしたドライバーたちが上位に立った。

 そんな中マルタンスはベアマンに徹底的にプレッシャーをかけ、11周目にオーバーテイク。その隙を突いて、ベスティもベアマンの前に立った。

 16周目、ベアマンが痛恨のスピンを喫してしまう。そしてマルタンスも17周目に入ったところでスピン! マルタンスはこれでレースを諦め、コース脇にマシンを止めた。これでこのレース2回目のバーチャル・セーフティカーが宣言された。これでベスティが実質的な首位に立った。

 タイヤ交換をせずにミディアムタイヤのまま走り続ける先頭のアーサー・ルクレール(DAMS)と、リチャード・フェルシュホー(ファン・アーマーシュフォルト)は、好ペースのまま飛ばしていく。そのフェルシュホーは21周目を終えた段階で、ルクレールも23周を終えたところでピットに入り、スーパーソフトタイヤに交換した。

 ただルクレールは左フロントタイヤの交換に手間取って9番手でのコース復帰となり、フェルシュホーに先行されてしまった。

 これで首位ベスティ、2番手以下はドゥーハン、ダルバラ、岩佐という順。岩佐の後方からは、デニス・ハウガー(MPモータースポーツ)がヒタヒタと迫ってきた。

 ベスティは後続に5秒弱の差をつけてトップチェッカー。2位にドゥーハン、3位にはダルバラが入った。岩佐はなかなかペースを上げることはできなかったものの、なんとか最後ハウガーを抑え切って4位入賞。貴重なポイントを持ち帰った。

 他とは違うタイヤ戦略を採ったフェルシュホーは追い上げ及ばず6位。ルクレールは8位だった。

 
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