登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

ニューヨークePrixレース2:ベルニュ史上初のFE連覇。フラインスが2勝目

フォーミュラEの第6シーズン最終戦ニューヨークePrixのレース2が行われ、ヴァージンのロビン・フラインスが優勝。ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)が7位に入り、2シーズン連続のタイトル獲得を決めた。

Champion Jean-Eric Vergne, DS TECHEETAH

Andrew Ferraro / Motorsport Images

 フォーミュラEの第13戦ニューヨークePrixレース2の決勝が行われ、ロビン・フラインス(ヴァージン)が優勝。ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)が7位に入り、2シーズン連続でのチャンピオンに輝いた。

 シーズン5の最後のレースとなるニューヨークePrixのレース2。ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)、ミッチ・エバンス(ジャガー)の3人にチャンピオンの可能性がある状態で、最終戦を迎えた。ただいずれもグリッド後方からのスタート。ディ・グラッシとエバンスは優勝が必須という状況であり、22ポイントのリードを持って挑むベルニュは8位以上でフィニッシュすれば無条件で2シーズン連続でのタイトルが決まる……ベルニュにとっては、絶好の状況でのスタートとなった。

 ポールポジションにつけたのは、BMWアンドレッティのアレクサンダー・シムス。シムスは無難な蹴り出しを見せてホールショットを奪うと、3番グリッドのセバスチャン・ブエミ(日産・e.ダムス)が2番手に浮上することとなった。

 しかし後方ではクラッシュが発生。アンドレ・ロッテラー(DSテチータ)に追突されたホセ・マリア・ロペス(ドラゴン)がシケインでスピンしてしまう。ロペスはすぐにレースに復帰したが、直後にコース上でストップ。またロッテラーもピットに戻り、レースを諦めた。

 このロペスのマシンを回収するために、4周目にセーフティカーが出動した。

 7周目からレース再開。多くのマシンが、レース中に3回の使用が義務付けられているアタックモードを早々に起動させ、激しいバトルが繰り広げられていく。

 9周目のターン1で、フラインスがブエミを豪快にオーバーテイク。スタート時のポジションを奪い返す。またサム・バード(ヴァージン)もストフェル・バンドーン(HWA)を抜いて4番手とした。バンドーンはペースが上がらず、14周目にはダニエル・アプト(アウディ)にも抜かれてしまう。

 17周目のターン1で、フラインスがイン側にズバリと飛び込み、シムスをオーバーテイク。これで首位に浮上する。前日のレース1に続く連勝を目指すブエミも、フラインスに続きオーバーテイクしようと、シムスにプレッシャーをかけるが、なかなかこれは叶わない。

 タイトルを争う面々は、エバンス8番手、ディ・グラッシが9番手、ベルニュが10番手あたりをキープする展開。しかし24周目頃、エバンスが順調にオーバーテイクを成功させて6番手までポジションを上げ、ディ・グラッシもバンドーンとオリバー・ローランド(日産・e.ダムス)を立て続けに抜いて7番手まで上がった。

 チャンピオン獲得のためには是が非でも優勝したいエバンスは、さらにアプトにもプレッシャーをかけるが、なかなかオーバーテイクを決めることができず6番手より前にいくことができない。ディ・グラッシもその後ろにスタックしたままだ。その一方で先頭のフラインスは快調なペースで飛ばし、2番手シムスに対して約5秒のリードを築いた。そのシムスはペースが上がらず、10番手バンドーンまでが続くトレインを先導するような格好になってしまった。

 最終ラップ、ディ・グラッシがエバンスにアタックを仕掛けるも、両者接触。揃ってコースオフしてしまい、大きくポジションを落とした。この接触はエバンスに非があるとして、10秒のタイム加算ペナルティが科せられた。

 結局フラインスがトップチェッカーを受け、今シーズン2勝目を挙げた。2位シムス、3位ブエミ。ベルニュは7位に入り、2シーズン連続でのタイトル獲得を決めた。ベルニュはマシン(Gen1→Gen2)とパワートレイン(ルノー→DS)の変更にも対処しての連続タイトルである。またベルニュは、フォーミュラE史上初の2年連続王者となった。なおこのレースを3位でフィニッシュしたブエミが、ランキング2位に浮上している。

 逆転チャンピオンの可能性もあったエバンスは、最終ラップの接触とペナルティで結局17位。ディ・グラッシはチェッカーを受けることができなかった。

 なおチームタイトルは、ベルニュとロッテラーのテチータが、アウディに20ポイントの差をつけて獲得することとなった。

Read Also:

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Netherlands ロビン フラインス ヴァージン・レーシング 36 47'22.289       25
2 United Kingdom アレクサンダー シムス アンドレッティ 36 47'25.489 3.200 3.200   21
3 Switzerland セバスチャン ブエミ Nissan e.dams 36 47'26.201 3.912 0.712   15
4 United Kingdom サム バード ヴァージン・レーシング 36 47'26.559 4.270 0.358   12
5 Germany ダニエル アプト アウディ・スポーツABT 36 47'27.046 4.757 0.487   11
6 United Kingdom オリバー ローランド Nissan e.dams 36 47'30.671 8.382 3.625   8
7 France ジャン-エリック ベルニュ テチータ 36 47'31.735 9.446 1.064   6

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 ニューヨークePrixレース1:日産FE初優勝。ブエミが栄冠もたらす
次の記事 ポルシェ、フォーミュラE参戦マシン『99X』を公開。伝統のカラーリング踏襲

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本