フォーミュラE、8月5日にシーズン再開。ベルリンで9日6レース開催の強硬策
新型コロナウイルスの感染拡大により中断されていた、フォーミュラEの2019-2020シーズン。しかし、8月5〜6日のベルリン・テンペルホーフ空港でのダブルヘッダーで再開し、その後13日までの間に3レイアウト合計6戦を実施し、シーズンを閉幕させることになった。
写真:: Simon Galloway / Motorsport Images
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くのモータースポーツが2020年シーズンの開催カレンダーを、大きく変更されることを強いられている。そんな中フォーミュラEの2019-2020シーズンは、非常に印象的な形でシーズンが再開されることとなった。
2019年11月にサウジアラビアのディルイーヤで開幕したフォーミュラEの2019-2020年シーズンは、5イベントを開催した段階で中断されていた。しかしFIAは6月17日、8月5日にドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港でシーズンを再開させることを明らかにした。
衝撃的なのは、その後のスケジュールだ。再開初戦となる5日の翌日には、ダブルヘッダー戦を実施。そして8月8〜9日は、同じくテンペルホーフ空港でサーキットレイアウトを変更してダブルヘッダー、さらに8月12〜13日には3つめのレイアウトで三度目のベルリン戦がやはりダブルヘッダーで行なわれる。
つまりテンペルホーフ空港で、9日間で3レイアウト、合計6レースが行なわれることになる。
この6レースをもって、フォーミュラEの2019-2020シーズンは閉幕。チャンピオンが決まることになる。
なおこれらのイベントはドイツの保健当局の合意が得られており、安全を確保するためにすべて無観客で行なわれる。そしてチームスタッフの数を減らし、イベントに関わる関係者を1000人以下にするという。
「関係者全員の健康と安全は、引き続き最優先事項であり、FIAとフォーミュラEは、厳格なソーシャルディスタンスを守る手順により、レースが最高レベルの安全性を確保できるようにする、確実な計画がある」
FIAは声明でそう語っている。また、関係者が密接することを避けるため、ドライバー及びチームマネージャーのブリーフィング、スチュワードによるヒアリングなどは、すべてビデオ通話システムを用いて、リモートで開催されるという。
11月22日:Rd.1 ディルイーヤRace1
11月23日:Rd.2 ディルイーヤRace2
1月18日:Rd.3 サンティアゴ
2月15日:Rd.4 メキシコシティ
2月29日:Rd.5 マラケシュ
8月5日:Rd.6 ベルリン レイアウト1 Race1
8月6日:Rd.7 ベルリン レイアウト1 Race2
8月8日:Rd.8 ベルリン レイアウト2 Race1
8月9日:Rd.9 ベルリン レイアウト2 Race2
8月12日:Rd.10 ベルリン レイアウト3 Race1
8月13日:Rd.11 ベルリン レイアウト3 Race2
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