レミー・ガードナー、2022年にテック3からMotoGP昇格が決定。親子2代王者は実現なるか
MotoGPに参戦するKTMは、2022年シーズンにレミー・ガードナーをテック3からMotoGPクラスへと参戦させることを発表した。
写真:: KTM Images
6月2日、MotoGPに参戦するKTMは、2022年シーズンのライダーに関する発表を実施。現在Moto2に参戦中のレミー・ガードナーを昇格させ、サテライトチームのテック3から最高峰クラスにデビューさせることを明らかにした。
レミー・ガードナーは、WGP500ccクラスで1987年の王者に輝いたワイン・ガードナーの息子。彼は2015年から世界選手権フル参戦を開始し、2020年シーズンにはMoto2クラスで初優勝を挙げた。
昨年秋、レミー・ガードナーはKTMと契約を結んでチームを移籍。Red Bull KTM Ajoへと加入し、今シーズンは既に1勝を含む表彰台5回を獲得する好調ぶりを発揮し、6戦を終えてランキングトップに立っている。
今回の最高峰クラス昇格決定により、レミー・ガードナーはMoto2クラスでのタイトル争いに集中することが可能となるだろう。なお彼は2017〜2018年にかけてはMoto2のテック3に所属しており、MotoGPで再びチームに加入することになった。
レミー・ガードナーは今回のMotoGP昇格発表にあたり、次のようにコメントしている。
「KTMがこのチャンスを与えてくれて、本当に嬉しく思っている。これで僕の夢が叶い、そして僕らはこのためにこれまで取り組んできた」
「僕にとっては信じられないようなチャンスで、バイクに乗るのが待ちきれない」
「僕を信頼してくれたKTMに感謝したい。今僕らは、2021年シーズンを強力な形で終えることに集中する必要がある。それからMotoGPへと近づくために僕をサポートしてくれた全ての人に感謝したい。まだ始まったばかりだ」
一方で、レミー・ガードナーの昇格決定により、現在テック3に所属するイケル・レクオナかダニーロ・ペトルッチの少なくともどちらかが、今季限りでシートを失うことを意味している。
またKTMは、先日ブラッド・ビンダーとの契約延長を発表したため、陣営内の空きシートを残りふたつということになった。
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