アルファタウリ・ホンダのガスリー、マクラーレン&フェラーリと戦えたのは「これまでとは違う興奮」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2021年シーズンにマクラーレンやフェラーリと数多く戦うことができたことで、これまでとは異なる種類の興奮を感じたと語った。
写真:: Jerry Andre / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのドライバーとして2021年シーズンを戦ったピエール・ガスリーは、合計110ポイントを獲得。自身最高のポイントを手にし、ドライバーズランキングでは9位となった。
2020年イタリアGPのような優勝こそ手にできなかったものの、アゼルバイジャンGPでは3位表彰台を獲得。リタイア4回、入賞圏外3回はあったものの、15戦で入賞を果たす安定ぶりを見せた。しかも予選ではQ3の常連となり、カタールGPではフロントロウからスタートした。
「これまでトロロッソ時代も含め、アルファタウリで過ごしてきた全ての年を見ると、チームとして成し遂げたことは素晴らしいことだ」
ガスリーは2021年シーズンについてそう語った。
「僕はチームメンバーのことを、とても誇りに思っている。また、来年も同じようなことが成し遂げられることを期待している。チームは今年、とても高いレベルでのパフォーマンスを発揮できると証明したからね」
ガスリーは、自身最多のポイントを獲得したものの、「勝利した時の気分に勝るモノはない」とベストシーズンは2020年だと考えている様子。しかしながらも、フェラーリやマクラーレンと時には対等に戦えたことは、大いに励みになると語った。
「シーズン全体の22レース全てを楽しんだと言わざるを得ない」
そうガスリーは語った。
「ポイントを争うためにレースウイークエンドに挑むと、フェラーリやマクラーレンと戦うことになる。これは全く別の種類の興奮なんだ」
「僕は1年中、それを楽しんだと言わなければいけない。そして、来年もそうなることを本当に望んでいる」
アルファタウリは2021年シーズン、アルピーヌとランキング5位を争った。しかし終盤戦ではアルピーヌが一気にパフォーマンスを上げ、最終的にはアルピーヌ5位、アルファタウリ6位となった。しかもアルピーヌには、フェルナンド・アロンソのカタールでの3位表彰台、そしてエステバン・オコンのハンガリーGPでの優勝があり、これがシーズンの成績を大いに後押しした。
ガスリーは「最高の結果と最悪の結果を取り除けないのは残念」と冗談めかして語ったものの、それでもアルピーヌは「良い仕事をした」と称賛した。
「僕らは今季、非常にうまく戦ったと信じている。ランキング5位で終われたはずだけど、そうはならなかった」
そうガスリーは語った。
「それでも、僕はチームが成し遂げたことをとても誇りに思っている。110ポイントを獲得するなんて、アルファタウリでそうそう起こることではない。今シーズンはとても楽しかった」
「来年が大きく変わる可能性があることは分かっている。同じかもしれないし、もっと良くなるかもしれないし、あるいは悪くなる可能性だってある。でも結局のところ、来年に期待を抱くことができるという意味では、チームの良いパフォーマンスを見ることができて、満足だ」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments