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ホンダとアルファタウリに感謝してもしきれない! ガスリー、劇的なF1初勝利に感激

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPで衝撃的なF1初優勝を飾ったが、優勝直後のインタビューでは「実感がわかない」とコメントし、チームとホンダへの感謝を口にした。

Pierre Gasly, AlphaTauri, 1st position, celebrates with Masashi Yamamoto, General Manager, Honda Motorsport in parc ferme

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1イタリアGPは、誰もが予想だにしなかった衝撃的な結末となった。序盤はルイス・ハミルトン(メルセデス)をマクラーレン勢が追う展開だったのが、セーフティカー出動を機に全ての流れが変わり、結果的に優勝したのはアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーだったのだ。

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 10番グリッドからスタートしたガスリーは、レース中盤までそのままのポジションをキープしていた。そして19周目、他より少し早いタイミングでピットインしてタイヤ交換義務を消化すると、その直後にセーフティカーが出動となった。これがガスリーにとって幸運だった。

 セーフティカー出動に乗じてほとんどのマシンがピットイン。これにより、先にピットインを済ませていたガスリーは隊列の前方に浮上。シャルル・ルクレール(フェラーリ)のクラッシュで赤旗中断となった時には、ハミルトン、ランス・ストロール(レーシングポイント)に次ぐ3番手まで上がった。

 そして再開後のレースでガスリーはストロールを交わして2番手に浮上。ピットクローズ中にタイヤを交換してしまっていたハミルトンが10秒のストップ&ゴーペナルティを受けると、ガスリーがラップリーダーに浮上した。そして終盤には猛追するカルロス・サインツJr.(マクラーレン)との接近戦となるも、ガスリーは0.4秒差で逃げ切ってトップチェッカーを受けた。

 予測不可能な大波乱のレースを制したガスリー。これでF1初優勝となったが、彼もこの結果を信じられないといった様子で、表彰式前のインタビューにこう答えた。

「信じられないよ。本当にクレイジーなレースだった」

「マシンは速かったけど、後ろにもかなり速いマシンがいた」

「これまでの1年半、本当にたくさんのことを経験してきた。僕の最初の表彰台は昨年で、アルファタウリとすごいことを成し遂げたんだ。そして今日、モンツァで初優勝。実感がわかないよ」

 ガスリーがそう語るように、彼のF1キャリアはここまでいろんなことがあった。2017年シーズンに途中にトロロッソ(現アルファタウリ)からデビューすると、2019年には兄弟チームのレッドブルに昇格。しかし好パフォーマンスを発揮できず、シーズン途中でトロロッソに降格させられる憂き目にあった。しかしその年の終盤に行なわれたブラジルGPでは、今回のような波乱に乗じて2位フィニッシュ。初の表彰台を獲得した。そして迎えた2020年のイタリアGP。ガスリーは初の優勝を劇的な展開で、そして今回もアルファタウリとホンダと共に達成したのだ。

「言葉がないよ」とガスリーは続ける。

「チームは僕に本当にいろんなことをしてくれた。F1に乗る最初のチャンスを与えてくれたのも彼らだし、最初の表彰台も彼らとだ。そして彼らは今、僕にF1初優勝を与えてくれたんだ」

「正直言ってクレイジーだ。本当にクレイジーだ。とても嬉しい。アルファタウリとホンダのみんなに感謝してもしきれないよ」

「このパワーが重要なコースで、メルセデス、フェラーリ、そしてルノーがいる中で勝てたんだから、本当に素晴らしい1日だよ」

 またガスリーの優勝は、フランス人ドライバーとしては1996年モナコGPのオリビエ・パニス以来24年ぶりとなる。この時パニスがドライブしたリジェは、無限ホンダのエンジンを搭載していた。

「F1に来てからずっと言ってたことなんだけど、(その記録は)塗り替えなければいけないことのひとつだと思っていた。かなり長い間経っていたからね」とガスリー。

「アルファタウリと一緒に戦っていて、こんなことが起こるとは思ってもみなかった。僕たちは去年から自分たちの仕事に集中して一歩一歩改善してきたんだ」

「本当にクレイジーだよ。とにかく嬉しい」

 

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