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ハース“2年ぶりの新作”、2022年マシンがクラッシュテストに合格。ただ大幅な戦闘力アップは望めない?

ハースF1チームは、2022年マシンがクラッシュテストに合格したことを明らかにした。

Robert Shwartzman, Haas VF-21

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 ハースは12月23日、義務付けられているクラッシュテストに2022年マシンが合格したことを発表した。

 ハースは大規模な技術規則の変更がある2022年シーズンにリソースを集中させたため、2020年シーズンのマシンにほぼ改良を施さず、2021年シーズンに臨んだ。その影響もあり、彼らは今季10チーム中唯一の無得点に終わった。

 プレシーズンテスト開幕直前、バーレーンでようやくマシンの組み立てが完了するなど、慌ただしい開幕となった2021年のハース。それとは対照的に、全く新しいマシンとなる来季に向けては、イタリアにあるダラーラのファクトリーで組み上げを終えた後、プレシーズンテストが行なわれるバルセロナへとマシンを運ぶ。

 ハースのギュンター・シュタイナー代表は以前、クリスマスまでにクラッシュテストに合格することを期待していると語っていたが、チームは有言実行を果たし、12月23日にテストを終えた旨をツイートした。

 最終戦アブダビGPの際、シュタイナーはこう話していた。

「我々は事前に予備的なクラッシュテストを実施した。うまくいけば(クラッシュテスト本番に)合格できるだろう」

「今年(2022年)は以前と同じように、テストの前にマシンを組み立てる予定だ。昨年(2021年)に関しては、既存のマシンである2020年型を組み直すような形になったが、今回はそうではないので、また(ダラーラの拠点がある)イタリアで組み上げる。多くのパーツがダラーラ製で、その拠点には多くの技術者がいるからね」

「だから、最初に組み立てる時は彼らの施設でやった方がいい。それから(テストのために)スペインへ向かうんだ」

 2021年はシーズン中のマシン開発をほとんど行なわなかったこともあり、低迷したハース。しかしシュタイナーは、ハースが現在のF1で最も小規模なチームであるということは隠しようのない事実だとして、2022年もそれほど大きな進歩は期待できないと認めている。

「自分たちの実力では、まだまだ勝ち目はないだろう。我々のチーム構造は2018年や2019年と変わっていないからだ」とシュタイナーは言う。

「今はダラーラの人たちだけではなく、予算制限の関係でフェラーリから移ってきた人もいる。ただ、それでも我々は最も小規模なチームであろう」 

「生産面でも、人員面でも明らかに最小規模で、2018年と変わらないと思う。ただ我々は、2016〜19年あたり(の戦闘力)に戻りたい」

 
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