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「いずれは全員が膝をついてくれれば」ハミルトン、グリッドで直立のドライバーと対話

ルイス・ハミルトンは、将来的に20人のF1ドライバー全員がグリッド上で片膝をつくようになることを望んでおり、直近のグランプリで片膝をつかなかったドライバーと話をしたという。

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG Petronas F1 takes a knee

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1開幕戦オーストリアGPと第2戦シュタイアーマルクGPでは、F1ドライバーたちがレース前にグリッドに整列し、人種差別の根絶を訴える場面があった。その中ではルイス・ハミルトン(メルセデス)をはじめとした多くのドライバーが片膝をつくポーズをとったが、ハミルトンはいずれ全員がこのポーズをとることを望んでいる。

 シュタイアーマルクGPでは、全20人のドライバーが『End Racism』(人種差別を終わらせる)などと書かれた黒いTシャツを着用。その内ハミルトンら半数以上のドライバーが、人種差別への講義を示すためにグリッド上で片膝をつくポーズをとった。

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 片膝をつかずに直立していたドライバーたちの内、数人は「人種差別根絶に同意していることには変わりないものの、片膝をつくポーズは文化や国によっては違った意味合いを持つことを考えると、自分たちなりのやり方で反対意思を表明する方がいいと感じた」と説明していた。

 ハミルトンは多くのドライバーが片膝をつくポーズをとったことを嬉しく思っていると語り、そうしなかったドライバーとは1対1で話す機会を設けたことを明らかにした。

「(第2戦でも片膝をつくことは)計画にはなかったけど、僕たちはドライバーズミーティングをして、その後Zoom(ビデオ会議アプリ)でもチャットをしたんだ」とハミルトンは語った。

「僕たちはもう一度それをやるかどうかの議論をした。そして僕は続けると言った。何人かは『僕たちはもう先週やったから、もうやらない』というようなことを言っていたけど、何人かは先週と同じアプローチを続けてくれた」

「だから僕は直立することを選んだドライバーと1対1で話す時間を作ろうと思い、少し話をしたんだ。ドライバーという立場から言えば、この期間中に僕たちは距離を縮めることができると思っているし、全員が膝をつかないにしろ、このことについて話す機会が増え始めるんだ」

「いずれは全員が理解し、膝をついてくれればと思っている」

 ハミルトンが言うように、シュタイアーマルクGPでは一連の抗議行動は正式なレーススケジュールに組まれておらず、レースウィークエンド中のドライバーズミーティングで実施が決まったということもあり、グリッド上は少しバタついていた。実際、ケビン・マグヌッセン(ハース)はフェイスマスクとTシャツの用意が間に合わなかったようで、整列に参加していない。

 ハミルトンは、第3戦ハンガリーGPでより良い計画を立てることができれば、より組織的に抗議の意思を示すことができると考えている。

「僕たちが計画したものはFIAのスケジュールになかったから、皆バタバタしていた」とハミルトンは続けた。

「僕たちは10分前くらいからそこ(グリッド)にいたと思う。他の何人かはもっと後に来た。僕たちがそれを始めた時、何人かは向かおうとしていたけど、もう遅かったんだ」

「今後同じようなことをするのであれば、次はもっと良い仕事ができればと思う。ただ、それは僕が決めることではない」

 

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